読書記録:「食べない」健康法


近年、1日3食は食べすぎ、というようなコメントがネットで流通している。


ごぼう茶ダイエットが席巻したときもこんなに食べなくて大丈夫なの?となりましたね。あれも1日1食でしたでしょうか。


数年前に読んだ「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」でも1日1食だったような記憶があります。


国が言う必要栄養素をすべて摂取しようとすると到底1食では摂りきれないのですがそもそも、そんなに栄養素が必要なのか。
そして、巷でよく言われる「減塩」やら「糖分の取りすぎ」やらの警告。
これらがどうして起こるのか、そんな切り口で、現代人は食べすぎ、それが病気を引き起こしている、と説明しているのが、この本です。

「食べない」健康法(PHP文庫) 石原結實 (著)

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私自身も、数年前から朝食を取らないようにしており
(日によるので、たまーに食べたりはしますが)
また、昼食も少食にしてみたりしていたので
(例えば、ゆで卵だけ、とか、スープだけ、とか・・職場で変な目を向けられたことがあります・・・)
特別違和感なく取り組めるような気がしています。

で、ただ食事を減らすのではなく、きちんと身体を温めるようにする、というのがポイント。

そこで推奨されているのが「生姜紅茶」。
生姜をすりおろして紅茶にまぜ、黒砂糖かはちみつを入れて飲む、というもの。
生姜は適量。しぼり汁でもOK。

物足りなければ、人参・りんごジュース(人参2本、りんご1個をジューサーで。)を頂いてもいいとか。

体調に応じて、お昼を食べてもいいけど、空腹感はお腹が空いているから抱くものではなくて、血糖値が下がっているから抱くもののようです(空腹中枢によるもの)から、食べすぎないようにすることに注意。
食べるなら、そばがオススメ。わかめ、とろろ、を添えてもいいし、七味唐辛子をふりかけて食べると、身体が温まってよりよい。

ヨーロッパでは、1800年ごろまで一日二食

日本でも、一日三食が普及したのは江戸時代

とのこと。

朝食をお昼くらいに、夕食を夕方4時頃に食べていた、ともありますが、たしかに実家で農作業をしているときに、10時頃、軽食をとったり、3時頃に軽食をとったりしていたのを思うと、なんとなく想像がつくなぁ、と思うところです。

一日三食の状態から、一日二食にすると、カロリー消費が少なくなりそうな感じもありますが、摂取量が少なくなるので大丈夫でしょう(たぶん)。

どちらかというと、食べすぎで不健康になる、というのがこの本に限らず、いろいろなところで言われており、気になるところなので、この本を参考に、生姜紅茶をとって、身体を温めるようにし、これまでどおり一日一食ないし二食の生活を続けていこうと思っています。


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