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保健師時代を振り返る⑫

大切な皆さま、こんにちは。

沢山の輝きと出逢う中で、
それが輝きなのだと気付くこと。

その瞬間を振り返ることも
良いですが、
「瞬間」に気付くこと、
常に輝きは周りに溢れていることを
感じて生きて生きていきたい
と思う今日この頃です。

奇跡の時間だということを
考えられるようになったのは、
この3~4年だと思います。

今回もゆるり読んでいただければ
幸いです。

前回の記事はコチラ

続き…


22.人生が交わる時

私とは違う人生を
生きる沢山の人達。

世界中に80億人以上の
人がいて、人生がある。

その中で、
生きている間に出逢う人は
どのくらいいるのでしょうか。

インターネットで調べると
およそ3万人らしいです。

あまりにも大きな数字に
頭が追い付かなくなりますが、
1人1秒出会っても
100年で出逢えるのは
31.5億人
ということでした。

100年生きても
200年生きても
全ての人に出会うことは
出来ないのですね。

今回いただいた人生の中で
出会うことが出来、
自分と関りを持つ人となれば
もっともっと少なくなります。

そんな風に考えてみると、
今自分の目の前にいる方は
どれほどの奇跡の中で
出逢えているのでしょうか。

自分の目の前で
奇跡の命輝く瞬間を
沢山見せていただいていたのだと
改めて思います。

私は、
保健師として14年間
働いていましたが、
住民の方全員とは
お会いしていません。

ですが、
その中で出逢った方、
関りを持たせていただいた方、
全ての方が、
私がこの「保健師」という道
働く場所を選んでいなければ
出逢わなかった方達です。

一つでも道が違えば
すれ違うことすらなかった世界
で、
言葉を交わし、
一緒に考え、
協力し、
涙を流し、
笑い合うことが
出来たことは
本当に奇跡だと感じます。

違う人生を生きていたら
出逢わなかった方達。

出逢った瞬間が
思い出深い瞬間もあれば、
振り返った時に
その瞬間が
輝いていたことに
気付くこともあります。

つまり、
いつどの瞬間も
いつも輝いているのだと
思います。

働いている時には、
そこまで気付くことは
出来なかったかもしれませんが、
「今」そのことを
改めて感じ、
大切に出来れば、
その瞬間、
14年間保健師として働いていた時間
「今」また輝きの瞬間として
感じることが出来ると思います。

かけがえのない時間を
「大切にしたい」と思います。

人生が重なり合う時、
たった10分、1分、
もしかしたら
すれ違う瞬間の
1秒かもしれません。

「時間」の大切さを
学び、感じさせてもらえる
大切な14年間でした。

23.なくならないモノ

私が思い出深く
記憶に残っているモノと
相手に残っているモノは
違います。

自分の記憶の中には残って
いなくても、
相手の記憶に残っている

ということもあります。

そんな風にお互いに
思える瞬間があるって
素敵だと思いませんか?

自分としては、
当たり前に掛けた言葉、
何気なく出た言葉
が、
相手にとって、
支えになったり、
勇氣になったり、
安心出来たりする
言葉になることがあります。

その反対も然りです。

でも、
せっかく残るならば、
やはり温かな言葉でありたい
と思います。

住民の方とお話しし、
後日、時には1年後に
お会いした際に
会うと元氣をもらえる」と
お言葉をいただけたことが
あります。

自分が掛けた言葉だったり、
表情や空気感から
そんな風に言っていただけたの
かもしれません。

自分にとっての「当たり前」が
相手にとっての「大切な時間」

なっていたとしたら
とても嬉しいです。

この「嬉しい」という気持ちが、
私の中で何気なく過ぎていた時間を
忘れられない奇跡の時間
変えてくれていたように思います。

自分の人生の中に大切な瞬間が
あるように、
相手にとっても大切な瞬間が
あります。

その瞬間が交わることも
嬉しいですが、
それぞれが沢山持っているからこそ
ふとした瞬間の
喜びや嬉しさに繋がったり、
新しい場所へ広がっていく
きっかけ
になるのかなと
感じました。

自分から発せられる
言葉、表情、空気感など
全てが
色んな所に繋がっています。

人生には、
一瞬「今ココ」しか
ありません。

その瞬間が
過去にも未来にも
なり得るのだと思います。

14年間働き続けてきたこと、
その瞬間を私が
「今」思い出し、
積み重ねていくことで
未来は創られていく
のだと
感じます。

目に見える関りはなくなっても
思い出せば、
いつも傍にある。

人生が交わった事実は
きっと消えることはないでしょう。

繋がりはなくなりません。

私の心に確かに残っています。



続く…

時間と共に今感じる
心の揺れ動き。

一つの場所がなくなったら
何もかもがなくなってしまうのではないか。

そんな風に感じていたようにも
思います。

でも、
心に残ること、
この先続いていくことは
必ずあります。

そして、
自分で創っていくことが出来る
のだと思います。

まだまだ道半ば、
奇跡の瞬間を大切にすることを
忘れずに生きたいです。

それではまた、次回。

いつもありがとうございます。




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