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深読み

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少し考えた時の記録です。回顧、反省なども。 他には、クリヤヨーガやヴェーダに関する書籍の読書記録も。
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#歌詞

深読み:セブンス・ヘブン

深読み:セブンス・ヘブン

バラの品種にという名前のがあります。ちょうど、うちの庭に、「セブンスヘブン」という名前のバラが植えられています。黄色とオレンジの中間色の花が咲き、四季咲き大輪ハイブリットティです。この名前を聞いて思い出したのが、B'zの「Seventh Heaven」です。

他にも、セブン(7)がつく映画、曲をいくつか思い出します。映画の『セブン』は、キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした内容です。イギリス

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深読み:歌詞 2

黒夢というバンドがあります。もともとはビジュアル系と呼ばれていました。初期の頃の音世界と歌詞が、独特で、耽美で、自己愛や倦怠感に満ちたものでした。黒夢がどのように作曲しているかはわかりませんが、おそらく清春がメロディラインと歌詞を考え、それにバンドが肉付けしていく感じなのではないだろうかと思います。
初期の頃は、歌詞も抽象的なものが多く、文法的にも理解しにくいものも少なくありません。しかし、それが

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音楽:歳を重ねる

十代の頃は、あまり好きじゃなかったけど、歳を重ねるごとに好きになるものもあります。もちろん、その逆もあります。

音楽でいうなら、尾崎豊です。思春期の頃は、あの無骨で熱い感じが苦手で...もっとスマートに冷めた感じに生きられないのかな?なんて思っていました。

ところが、ある時、その音楽や歌詞、歌声をじっくり聴く機会がありました。20代の頃だったでしょうか。まったく印象が変わりました。目から鱗とは

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深読み:歌詞

B’zの曲作りの手順は、松本さんが先にメロディやコード進行を考えて、次に稲葉さんが英語で仮に言葉をあてはめてメロディの輪郭をはっきりさせていき、最後に日本語の歌詞を整えていくそうです。

テンポの早いロック・ミュージックに母音の多い日本語を乗せていくというのは、とても難しい作業だそうです。初期のB'zのミニアルバムには、英詞の曲が収録されています。

B’zの歌詞は、歌詞ですから聴き手に解釈が委ね

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