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将来に備える、とは。

安定企業で勤めていて、定期収入があるとどうしても軽視しがちなのが老後の備えではないかと思う。もしかすると私よりも若い人はそもそも年金がもらえるかわからないという感覚がすでに備わっているかもしれない。

私は、当時月々安定した収入があったので強制的によけて貯めることができた。でも正直将来の老後の暮らしまではイメージできていなかった。

私は仕事をやめたときに、目の前にある貯金をどうしようかと考えたけど、むしろ逆で本当は定期的に収入があるうちに老後の年金のこと、その手前のライフスタイルのこと、全てを考えて生きていなければならなかったのではないか…

なぜそう思ったかというと、将来年金ぐらしになったときにどのくらいお金を使うかどのくらい年金をもらえるかということも含めて考えなければならないと気付かされたからだ。

老後にいくら必要?

私は驚愕した。

生命保険文化センターの統計によると、60歳以上で無職2人以上の世帯では月々24万円も消費しているという…

そのときに年金はいくらもらえるの?60歳から果たして何年生きるの?人生100年時代と言われている。生きるリスクを感じ恐怖を覚えた。

単純計算すると24万円✖️12ヶ月✖️40年=1億1,520円!!

1500万円を貯めて頑張った〜なんて思っていたけど、全く足りない…

仮に年金が月々6万円くらい出るとしても、夫婦2人で毎月12万円足りない計算。厚生年金が出たらもう少し年金を受け取ることができるけど…

正直、今の年金生活者の方と比べたら格段に年金の財源は厳しくなることは目に見えている。それなのに…将来のことをこんなにも軽視してしまっていたなんて…

もしこのまま財形貯蓄でただよけるだけの貯蓄だったら、私はひたすら40年間24万円を貯めていかなければならなかったのだ。

続く


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