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「Xになりたい」という執着がなくなったらウデマエXになった話

スプラトゥーン2を知らない人にはわかりにくい言葉が多いです……!ごめんね。


上がらないウデマエ、折れる心、遠ざかるガチマッチ

かんたんにこれまでを

まずこれまでをサクッとお話したいんですが!
わたしは2020年5月の無料体験版からスプラトゥーン2を始めた人で、最初はサーモンランにハマっていたんですね。そしてガチマッチも面白いと思ったわけです。

ところがですねスプラトゥーン1を遊んだ経験がないうえ、ほとんど経験のないジャンルのゲームだったから、

  • 勝てない

  • うまくならない(上達した実感を得られる場面がない)

  • 周りの上達スピードに落ち込む

  • さまざまなことでストレスがありすぎた

とかでガチマッチ自体が嫌になってしまったんですよ。だからいつからか「2~3カ月に1度、数回やればいいほう」「へたしたら半年に1回」くらいのスタンスになっていったんですね。

またちょうど2021年後半くらいから、仕事含めて「これをやっていこう」というのが明確になり、その準備をコツコツ続けていて。さらにガチマッチからも離れたんです。

もっといえば、スプラトゥーン3の発表があっても、「3までにX!」とかそういう気持ちもわきあがらず……。(「自分が納得いく形で愉しめていればそれがいいよね~」という?)

急にガチマッチがしたくなり、そして気づいたら2022年7月、Xになっていた

2022年5月、急にガチマッチがしたくなる

ところが!2022年5月のある日。突然「ガチマッチがしたい」と思ったんです。そしてガチマッチに潜りました。どうしてそう思ったのか今でもわかりません。

ただ同時に、ビクビクする気持ちもあったんですよね。なぜなら初めてガチエリアでS+0タッチをしたとき、ゲームスピードについていけなかったから。何もできず味方に負担をかけたままウデマエが下がり続けたから。

ところがこのときそうでもなかったんです。敵も見えるしゲームスピードが早い印象もなく。「あれ?」と思っている間にS+0キープラインを超え、S+0~1くらいになり。「あれ?できることが増えたー」と思っていました。

慌ただしさが例年の2.5~3倍程度なのに

実は2022年3月くらいから、お仕事関連の慌ただしさが例年の2.5~3倍程度になりました。

これを書いている7月の今、「やっと落ち着いてきたかも?」「やっと前よりもゆっくり休めそう」という状況です。3~6月を振り返ると「ギリギリどうにかした」「チームを組んでいるオンライン秘書さんや話を聴いてくれる人たちがいなかったら無理だった」でした……。

実際、心身の体調を崩した場面も何度かあって。でも何とかどうにかこうにかやってこれました。……という状況なのに!急にガチマッチがやりたくなったわけで。謎がいっぱいです。ナニガアッタンダロウネ。

Aになる

ガチマッチの話に戻りましょう!

6月に入って間もなくのこと。慌ただしさから不調をきたして酷いじんましんが出たり、疲れていろいろから離れてひとりのんびりしたり。そんなギリギリの状態でガチマに潜ったら、Aになりました。

振り返ると終始イライラしていたし判断もおかしい。そうして負け続けて投げやりになってS+2くらいから無印Aまで、ウデマエが変わったんですね。

不調が良くなり、S+1~2へ

6月も半ばを過ぎた辺りから、不調も良くなり。再び落ちついてやり始めるうちS+2になりました。しばらくS+1~2をうろうろしていたような?

この頃は1800~1900くらいの試合が多くて、「1900になるとやりやすいけど1800は難しい」とか思っていた気がします。

7月に入るとS+○の数字がモリモリ増えていく

7月に入ると、S+2~4をうろうろしつつ5になりました。この頃になると平均ガチパワーは1900~2060程度。とはいえ初めてS+0タッチしたときのような「何もできない……!」という状況もほとんどなかったです。

突然だけど「試合中に意識していたこと」!

なかには頭でわかっているものの実際には動けていない点も多々あります!

  • 開幕時、編成を見る

  • 編成から何となくの役割を把握

  • 人数(イカランプでチーム全体の人数を、それからオブジェクト付近といった場面の人数を見る)

  • 敵を探す&戦闘する

  • エイム(ジャンプ撃ちをやめる……やめる……)

  • オブジェクト(エリアを塗る、2~3落ちしたら可能な限りすぐ)

  • 味方(カバーに入る、どこで戦闘しているかを見る)

  • 優先度(守るべき味方、倒したい敵)

  • 生存(退路作りや足元塗り、無駄死にをしない)

  • 塗り(前線や安全圏とか)

  • フェーズの判断と対応(打開なのか抑えなのかとか、SPためるとか)

  • 自分が持っているブキの特性を生かす

  • ポジション(このステージではここを抑えると強いとか、相手が抜けてきても見える位置にいるとか)

  • 初動(ここはいまでもまだ曖昧な部分が多い)

いまさらですけど、52ガロンベッチューを使っています

今、エリアとヤグラでは52ガロンベッチューを主に使っています。

1年ほど前、わたしは前に出られない人でした。

  • 索敵できないから敵がどこにいるかわからない

  • 怖くて前に出られない

  • キルが取れない

だから「敵を見つけて戦闘を仕掛ける」「前に出る」「キルを取る」ため52ガロンベッチューに変えてみたんです。最初は復活短縮をモリモリ積みました。そしてたくさんデスしましたよ……。死にまくったなあほんと。

だんだん「どこまでなら前に出られるのか」「敵はどこにいるのか」が身体でわかってきて、ギアも少しずつ変わりました。そして試し撃ちや試合を通じてエイムも鍛えて(継続エイムやセンプクからの狙いとかまだまだやることは多いのだけど)。

また52ガロンベッチューとはどういうブキか改めて記事を読みあさり、「何を得意にできるのか」とか考えたんです。

もっとうまい人から見たらまだまだ改善点はあります。それでも1年前より明らかにキルを取れるようになり、敵も見つけられるようになったんですよね。これはほんと素直に嬉しくて。

何と言っても52ガロンベッチューの良さは生存能力の高さ!

だからヤグラをカンモン突破させるため、先んじて敵を抑えたりヤグラに来る敵から守ったり。ザトウエリアなら、高台から敵が降りられないようにヘイトを買ってカウントを進めて。そんなことを少しずつやっていけるようになったんです。

それにくわえて編成事故になってもフォローしやすい。(できるかどうかは別として!)

ただ52ガロンベッチューのキル速を生かしきれておらず。それはわたしがジャンプ撃ちをしすぎるからです……!。高台にいる敵へのアプローチとか特定の場面ならまだしも、平地やジャンプ撃ちが不要な戦闘で無駄に飛び跳ねる。

もはやぴょんぴょんトゥーン。ぴょんぴょんトゥーンに改名ワンチャンある。やだそんな名前。書いていて悔しくなってきた。時間かけて直す……!

S+4くらいから「左下の数字だけ見ていこう」と思っていた

S+につく数字が増えていく点に嬉しさを感じていたものの、この辺りからほとんど気にならなくなっていました。「Xになれるかも?」とかも全然思わなかった気がします。うそ。一瞬だけ思いました!

というか「このままやっていけばXになるんだろうな」と確信したのは、S+7くらいだったような。(S+4~5くらいの段階でも一瞬「いけそう」と思ったのですが、慢心しそうだからなかったことに)

最も気にしていたのは開幕左下に現れる「平均ガチパワー」。あくまで体感だけど、パワーを見て「この試合はこんな感じかなー」と目安をつけていたんですね。

  • 1800台 味方をより一層助けるように動く

  • 1900台 味方と連携したりつないだりを意識

  • 2000台 今やれることをフルでやる

この考えをつねに思い浮かべていたら、前から持っていた週末ガチマッチへの苦手意識も減り、潜るようになりました。そしてどんどん+の数字が増えていったんですね。

  • 7/10 S+6~7

  • 7/11 S+8~9

S+10と思うくらいの感覚でXに

そして気づいたらXでした。正直、S+10くらいの印象だった気がします!面白いのは「やったー!」のように大きな喜びより、穏やかな感情があったこと。

ただ、昇格した試合における自分の動きがあまりに酷くて。見返して笑ってしまいました……。ホントウニヒドカッタンダモン。

S+4くらいからはただただ「たのしかった」

正直、S+4くらいからはたのしいという気持ちしかなかったんですよね。

  • ガチマッチのため即席チームであるものの、「そこ助けに行きますねー」「スペシャル合わせて攻めましょうかー」「こっち行きまーす(じゃあこっちはあっちに行きまーす)」みたいに、連携やフォローばかり

  • 誰かのカバーに入るor誰かがカバーに来てくれる、といった状況にて2人でキルできたとき、どちらからともなくお互いナイスを言う

  • 抑えでナイスダマを使おうとして一瞬敵を見失ったとき、先にデスした味方が「やられた」でセンプクしている敵の存在を教えてくれた

  • 2~3落ちさせた味方やオブジェクト確保した味方に向けてナイスが飛び交う

  • 何人かよく見る人(名前とブキで何となく覚えてしまった)がいて、勝手に親近感を覚えた(勝手に「あっまた会いましたね」と思ってました!)

  • カウント1まで取られても諦めない

  • 厳しい状況でも味方全員でつないで勝ち筋をたぐり寄せようとする

試合するたびにほぼこんな状況で、たのしいし幸せだったんですよ。何ならずっとこんな感じで試合していきたいと思ってしまったくらいでした。だからS+4~9と数字は多いけど、体感としてはあっという間だったんですよね。

あと「2060まで来たってことは2100来るかな!たのしみ!」と思っていたら来ませんでした。どうやら一般的なS+だとさすがに2100は出ないようです……。たのしみにしていたんだけどなあ。(飛び級があり得るような部屋パワーなら出るんでしょうけど)

地獄の時期があったから構えていたら……良い意味で拍子抜け

  1. A帯からSになった頃

  2. SからS+0にあがった頃

この2つがあまりにも地獄だったから、「S+も苦しいのかな……」と構えていたら、S+4くらいからは良い意味で拍子抜けだったんです。

わたしの場合、S+4~9くらいまでパワーが1900~2000前半ほどだったんですよね。だからそこに至るまでは苦しかったけれど、以降は大きく変わるわけではなく。それで試合にも慣れやすく落ち着いて愉しめたのかもしれないなーと。

気づいたら「Xになりたい」という執着はなかった

そしてここでタイトル回収なんですけど!

確かに途中「Xになれるかも」とかは思いました。だけど1年前のように焦ったり切羽詰まったり思い詰めたり、そういった俗に言う執着は、5月頃、「ガチマッチやりたい」と再び思った辺りからほとんどなかったんです。

淡々と「ここではこうかなー」とか試合ひとつずつで集中してたのしいな~と思い……そしていつの間にかXになっていました。

ありがとう

最後にお礼を言いたい人がたくさんいます。

  1. プレイ動画を見ていろいろ教えてくれた人

  2. 試合で一緒に戦ってくれた味方

  3. 話を聴いてくれて頑張れと応援してくれた人たち

  4. リグマやプラベでご一緒した方々

プレイ動画を見ていろいろ教えてくれた人

正直、この人に教わらなければわたしはS+0キープすらできなかったと思っています。

「試合中に意識していたこと」で書いた内容含め、さまざまな話をこの人が教えてくれたからS+0がキープでき、Xまで辿り着けたのだと思うから。だからXになったとき、最初に報告しましたよね!

試合で一緒に戦ってくれた味方。

そのときは「綺麗に動けた」と思っていても、動画を見返すと「ガチャガチャしている」「エイムを外す」「変な立ち回り」とかもかなりあって。味方への負担も多かっただろうなと。それでも一緒に勝ちを目指して戦ってくれて、本当にありがとうございました。!

話を聴いてくれて頑張れと応援してくれた人たち

わたしのしょうもない話を聴いて、応援してくれたり取り組んでいるのを見守ってくれたりした人たちにも感謝です。ささくれても乗り切っていけました……!

リグマやプラベでご一緒した方々
リグマやプラベで一緒にゲームをたのしんでくれた方々にも感謝です!ありがとうございました。

今後どうしようか

「Xになったから終わり」とはまったく思っていないんですよ。だから折を見て計測したりほかルールに潜ってみたりしたいなーとは思っています!ほかルールは今こんな感じです。

  • ヤグラ S+3

  • ホコとアサリ S

ではでは、お読みいただきありがとうございました!


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