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【オーストラリア】ケアンズ2日目 (キュランダ観光)

こちらの記事は、
"【2022年10月版】ケアンズ旅行の予算と過ごし方 ~1日目 (予約手続き~オーストラリア入国まで) "
の続きになります。

*注意事項
この記事は2022年10月時点の情報をもとに作成しています。
最新情報はご自身で確認してください。


<2日目>


・8:00~8:30 スミスフィールド・ターミナル駅へ


ケアンズ到着初日は、「世界の車窓から」でおなじみの"キュランダ村"を観光しました。

今回はVELTRAの「世界遺産キュランダ (鉄道+スカイレール) ガイドなし自由探索プラン」に申し込み、集合場所のスミスフィールド・ターミナル駅までは公共交通機関で向かうことになっていました。

通常ならバスでスミスフィールド・ターミナル駅に向かいますが、早朝だったのでタクシーで向かいました。
タクシーの利用方法はこちらで確認してください。
ケアンズ市内から車で約20分で、AUD 42くらいかかりました。

早朝はタクシー乗り場に停車していないことも多い
8:30前から観光客で賑わっていた

スミスフィールド・ターミナル駅のチケット窓口やカフェ、お土産ショップは8:30以降にopenします。

スミスフィールド・ターミナル駅内にあるカフェとお土産ショップ


・9:00~9:50 スカイレールに乗車

(営業時間8:30-16:45、所要時間約60分、満足度★★★★☆)

VELTRAのツアーではスカイレール乗車時間が9:15になっていました。しかし、スミスフィールド・ターミナル駅に早く着いたおかげで9:00には乗車できました。

キュランダ観光の行程は、
「スカイレール→キュランダ村散策→ランチ→コアラガーデンズ→レインフォレステーション→お土産ショップ→キュランダ鉄道」
の順で行きました。
*一つ一つの滞在時間は長くはないが、効率的かつ最大限に楽しめたのでオススメの周り方
スカイレールはスキー場のリフトのように何本もやってくる
4人乗り (2人組は相乗り)

スカイレールには3種類のゴンドラがあります。

・通常のゴンドラ
・ガラス底のダイヤモンドビュー ゴンドラ (+AUD 25)
・オープンエアーのキャノピー グライダー (+AUD 110)
通常のゴンドラに乗っている方が多かった


また、スカイレールには"Skyrail"という専用アプリがあり、日本語のオーディオツアーや地図などのコンテンツが無料で楽しめます。
世界遺産にも選ばれた”熱帯雨林”に関する説明を日本語で聴くことができるので、ぜひインストールをしてみてください。


スカイレールには途中駅が2か所あります。

1)レッド・ピーク駅
(スミスフィールド・ターミナル駅から約15分後)
スカイレールで最も標高が高い545mにあり、降りるとジャングルの中に約175mの遊歩道・展望台がある。この駅で一度Uターンするため、必ず降車することになる。遊歩道で"Skyrail"アプリを起動するとAR (拡張現実) 写真が撮影可能。

2)バロン・フォールズ駅
(レッド・ピーク駅から約20分後)
レッド・ピーク駅からバロン・フォールズ駅までの間に、世界遺産に登録された世界最古の熱帯雨林「バロン渓谷湿潤地帯」がある。駅には遊歩道・展望台・熱帯雨林館があり、展望台では迫力満点のバロン滝やキュランダ鉄道を撮影することができる。

スカイレールの乗車時間は約35分間で、途中駅での観光に約20分間かかります。そのため、スミスフィールド・ターミナル駅からキュランダ駅まで約1時間かかると思ってください。

ケアンズの住宅街を上から眺められる
レッド・ピーク駅にある遊歩道
世界遺産に登録された世界最古の熱帯雨林「バロン渓谷湿潤地帯」
バロン・フォールズ駅の展望台から撮影した"バロン滝"
雄大な"バロン川"

キュランダ駅に到着直前に写真撮影があり、キュランダ駅内のお土産ショップで1枚あたりAUD 28 (データ付き)で購入できます。少々お高いですが、旅のいい思い出になります。


・9:50~10:10 キュランダ村散策

出典…https://www.traveldonkey.jp/blog/australia/cairns/11728/


キュランダ村の見どころは主に4つあります。

1)クーンドュー通り (Coondoo St)
民芸品, ギフトショップ, カフェなどが立ち並んでいるメインストリート。Bath shop (オーガニック石鹸やバスグッズ) やオパールの店があり、見ているだけでも楽しくなる。

2)ツーリストインフォメーション 
(営業時間9:00-16:00)
村の地図やパンフレットが置いてある。館内は無料Wi-Fiがあり、キュランダ村にある各施設の営業時間が記載されている。困ったときにはここに立ち寄るといい。 

3)オリジナルマーケット
地元のヒッピーと先住民アボリジニの文化が混じり合った独特な世界観があふれる場所。手作りクラフトやアクセサリー、スイーツなどが販売されている。

4)ヘリテージマーケット
オリジナルマーケットより観光地らしい雰囲気のお土産ショップが多い印象。この中に「コアラガーデンズ・バードワールド」がある。レザー製品 (カンガルーやワニの皮を使用) やアクセサリー (グレートバリアリーフのサンゴ使用) などが売られている。


・10:10~10:50 ランチ

キュランダ村を散策しながらランチに向かいました。
次にコアラガーデンズに行きたかったので、コアラガーデンズ周辺で人気のホットドッグのお店に入りました。

-GERMAN TUCKER
(営業時間9:30-15:00、AUD6-11、テイクアウト可、満足度★★★☆☆)
ドイツホットドッグのお店。一番人気はビーフで、クロコダイルやエミューのソーセージもある。注文後の待ち時間は約10分で、日本語メニューがあるため注文しやすい。
キュランダ名物B級グルメ "GERMAN TUCKER" の入り口
(手前) 牛肉のホットドック (AUD 6)
(奥) クロコダイルのホットドック (AUD 6)
…牛肉のソーセージはとってもジューシーで、クロコダイルは淡白な味

他にもオージービーフを用いたハンバーガーやミートパイのお店があるみたいです。


・11:00~11:40 コアラガーデンズ

(営業時間10:00-15:00、所要時間30-60分、満足度★★★☆☆)
*コアラ抱っこ写真は10:00-15:00まで毎時00分に行われ、料金は1500-2500円。

私がコアラガーデンズに行きたかった理由は、"世界一幸せな動物"と言われる「クオッカ」に会えるのがケアンズではこの動物園だけだからです。

コアラガーデンズにはクオッカが2匹いる

キュランダ村滞在時間が限られていたので、事前にHISの「キュランダコアラガーデンズ入園のみ」に申し込んで、予めチケットを購入しておきました。そのため、スムーズに入園することができました。

園内はこじんまりとしていて、急いで見れば15~20分でも満喫できるくらいです。

コアラガーデンズの園内マップ

やはり「コアラガーデンズ」という名前だけあって、コアラの頭数は他の動物園よりも多く感じました

コアラはたくさんいるが、その大半が睡眠中

また、カンガルーとの距離が近く、ワラビーは放し飼いされているので直接手で触ったりエサやりができたりして、オーストラリアならではの動物たちと間近で触れ合うことができました。
*動物と触れ合うのが苦手な私でも近づけるくらい、気性が穏やかな動物たちでした。

カンガルーは10匹近くいる

"バードワールド"というオーストラリア最大級の鳥園が隣接しておりましたが、今回は時間の関係上、コアラやクオッカの方を優先させたかったので立ち寄りませんでした。


・12:00-14:00 レインフォレステーション

(営業時間9:00-15:00、所要時間約2時間、満足度★★☆☆☆)

私は水陸両用車のアーミーダックに乗ってみたいと思い、今回はHISの「キュランダ レインフォレステーション デラックスパッケージ」に申し込みました。このツアーは、「アーミーダック+ワイルドライフパーク入園+コアラ抱っこ写真+往復シャトルバス代」が含まれています。

-シャトルバス乗車
(始発10:45、最終14:45)
コアラガーデンズを出て1-2分歩くと、レインフォレステーション行きのシャトルバス乗り場に到着します。乗り場付近には受付の方がいるのでチケットを見せます。15分おきに運行しており、バス乗り場に予定時刻より早く着いたので1本前に乗せてもらいました。
*レインフォレステーションまでの道は険しいため、徒歩移動は不可

-ワイルドライフパーク
(所要時間15~20分、満足度★☆☆☆☆)
レインフォレステーションに到着して受付をすまして、”ワイルドライフパーク”という動物園に行きました。園内にはコアラ, ワニ, エミュー, タスマニアデビル (ケアンズで見られるのはココだけ!)などが飼育されています。しかし、私たちが訪れたときはタスマニアデビルは見られず、全体的に少し寂れた印象を受けました。

巨大ワニ
15匹超のカンガルーがお昼寝
コアラガーデンズよりは匹数が少なく、こちらも睡眠中


-コアラ抱っこ写真

(所要時間10分、満足度★★★★★)
日本人スタッフの方が対応して下さったので、安心してスムーズに写真を撮影することができました。コアラのお顔が他の動物園で見たものの中で一番かわいく感じ、大満足でした!
*なかにはコアラではなくヘビと写真を撮影している方もいました。


-アーミーダック

(所要時間45分、英語ツアー、満足度★☆☆☆☆)
アーミーダックは想像以上にスピードがゆっくりで、スリル感を味わいたいと思っていた私には少し残念な内容でした。

アーミーダックツアーは、第二次世界大戦中に使われていた六輪駆動の水陸両用車に乗って熱帯雨林を巡るガイド付きツアーです。

ガイド付きツアーは1日に5回 (10:45, 11:00, 12:45, 13:45, 14:45発) 行われる
ジャングルの中を駆け巡る

英語のガイドさんは陽気ですが、熱帯雨林に生息する動植物の説明は難しい英単語が多く、なかなか聞き取れませんでした。この日はフライトの疲れもあったため、後半は寝てしまいました…。

https://jp.rainforest.com.au/

他にも、レインフォレステーション内には先住民アボリジニの文化に触れられるイベントも開催されています。


・14:15~15:00 カフェ&お土産購入

レインフォレステーションからシャトルバスでキュランダ村まで戻ってきたら、名物"キュランダコーヒー"を飲みにカフェに訪れました。

-キュランダレインフォレストコーヒー
(営業時間8:00-15:00、AUD 6-12、店内可、満足度★★★★★)
"キュランダコーヒー"はアサートン高原で育てたコーヒー豆を用いており、日本ではなかなか手に入らない貴重なコーヒー。私自身コーヒーはあまり詳しくないが、コーヒーの深い香りが口いっぱいに広がり、思わずコーヒー豆をお土産に購入した。日本人が経営しているので日本語で会話ができ、リラックスして過ごせた。
アイスラテ (AUD 6)
お土産に買ったコーヒー豆 (AUD 11)

https://www.kurandarainforestcoffee.com.au/japanese/


・15:30~17:25 キュランダ鉄道

(キュランダ駅発は14:00と15:30の2本、満足度★★★★☆)

キュランダ鉄道は、ケアンズ駅とキュランダ駅の約34㎞の道のりを2時間かけてゆっくり走行する観光列車です。19世紀後半に、鉱山で働く人々への物資輸送のために敷かれた鉄道を利用しており、木製車両のノスタルジーな雰囲気が人気です。

発車30分前から混雑しはじめる。
座席はほぼ満席。

キュランダ鉄道には"ヘリテージクラス (一般車両)"と"ゴールドクラス(ソファー席, ドリンク・軽食付きの豪華車両)"の2つのクラスがあります。

私が乗ったヘリテージクラスの座席はすべて指定席で自由に選べないので、窓側になるかどうかは運次第です。座席は横一列になっており窓側と通路側があります。外の景色がよく見られるのは窓側の席で、通路側の席になると景色が少し見えにくいです。

座席は満席に近いため、キュランダ駅のお手洗いやお土産ショップは混雑しています。余裕を持って行動することをオススメします。

キュランダ鉄道には途中駅が2か所あります。

1)バロン滝駅
 (キュランダ駅から約10分後)
プラットフォームが展望台になっており、ここからバロン滝を撮影可能。乗車客の大半が降車して写真を撮るため混雑する。停車時間10分間で、警笛は2回鳴る(1回目は停車して10分後に、2回目は出発のタイミングで鳴るため、必ず1回目の警笛が鳴ったら座席に戻る)。

2)フレッシュウォーター駅
(キュランダ駅から約90分後)
バロン滝とフレッシュウォーター駅の間に、「世界の車窓から」で有名なヘアピンカーブがある。この駅の停車時間は5分間で、ここで降りる方はバスに乗って移動していた。
バロン滝駅のホーム。写真を撮る人で賑わう。
バロン滝駅のホームから撮影した”バロン滝”

観光列車で全体的に速度も遅いため、車内では6,7割の方が寝ていました。しかし、ヘアピンカーブのような写真スポットでは皆さん起きて写真を撮っていました。

名物ヘアピンカーブ
窓側の席でないと写真が撮りにくい


最終到着駅は"ケアンズ・セントラル駅"になります。
この駅はケアンズ市内の真ん中にあり、”ケアンズ・セントラル”という日本のイオンのようなショッピングセンターが隣接しているためとても便利です。

ケアンズ・セントラル駅のホーム


・18:00頃 ホテルにチェックイン

"1日目 <基本情報>5.滞在先" にも記載したように、今回は"Tropical Heritage Cairns"というホテルに宿泊しました。レセプション営業時間が7:00-19:00なので、夕食前にチェックインしました。スーツケースはHISの方が送ってくださったので、スムーズに受け取れました。


・18:30頃 免税店 (T Galleria by DFS, Cairns)

(営業時間12:00~19:00、定休日は月火、満足度★☆☆☆☆)
ケアンズ市内唯一の免税店で、有名ブランドのお店が入っています。しかし、新型コロナウイルスの影響もあって閉店しているブランドも多かったです。ホームページではあると記載されていましたが、実際訪れると閉店していたので、「このブランドがあったらラッキー♪」くらいの軽い気持ちで立ち寄るといいと思います。
*ちなみにDiorのコスメはありませんでした。

https://www.dfs.com/en/cairns/brand/listing


・19:00~20:30 ディナー

ケアンズの地元の方は夕方にはお仕事が終わっており、夕食は家族でレストランを予約しているケースが多いように感じました。そのため、「絶対にココに行きたい!」と思うレストランがある方は事前に予約しておきましょう。VELTRAやHISなどのオプショナルツアーのなかに夕食チケットがあります。その他の注意点はこちらで確認してください。

私がこの日に訪れたのは、リーフフリートターミナル近くにあるイタリアンです。

-Ollie's Italian on the Waterfront
(営業時間11:00-15:00, 17:00-21:00、AUD 40、満足度★★★★★) 
ケアンズの新鮮なシーフードを用いた本格イタリアンを、港が見える最高のロケーションでいただけるレストランです。今までの人生で一番おいしいシーフードパスタに出会えました!お値段以上の満足感です。
絶品!シーフードパスタ (AUD 40前後)
大きなマルゲリータ (AUD 40前後)


・21:00頃 ホテルに到着

翌日は早朝から熱気球ツアーに参加する予定だったので、帰り道にSubwayで次の日用の朝食を買って帰りました。本当は地元の飲食店でテイクアウトしたかったのですが、ケアンズ市内は営業時間が非常に短く、どこも閉まっていました。営業時間に要注意です。



<3日目以降について>


続きは以下を参考にしてください。

3日目 (熱気球・グリーン島観光) のリンクはこちら
4日目 (パームコーブ・ケアンズ市内観光) のリンクはこちら
5日目 (オーストラリア出国~帰国・まとめ) のリンクはこちら


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