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最近読んでる本たち。

「嫉妬」は「願望」の裏返し。頻繫にムキっとなる私を許せるようになりたい。まだまだ成長中で良いのだけど、もっと上手く出来るようになりたいな、とか、うずうずしちゃう私もいる。

こんにちは。来輝です。日曜日ってなんだか静か。朝散歩している時も、大通りにさえ人がいなかった。

またまたすごーく、スローなペースでですね、読書に励んでおりまして。何なんでしょう、この周期は。ガツガツ読む時は1日1冊ペースとかなのに、ノロノロ気分の時は1ヶ月に1冊読み終えられるかどうか。和書と洋書の違いかな。

そんな感じで読んでいるのは、この2冊。

"The Goldfinch" by Donna Tartt

本のあらすじを書く前に、ただとにかく分厚いってことを伝えさせて。900ページ近くある。10月の中旬くらいから読んでいるんだけど、やっと200ページ目に到達。今年中に読み切れるかしら。

読み切った時には「長い」「分厚い」「重い」は、きっと褒め言葉になる。それが、Donna Tartt。彼女への信頼だけで読み進める。頑張る。

主人公のTheoは、学校へ行く途中に母と寄った美術館で、爆破テロに偶然居合わし、不運にも母を亡くす。頭を打ったものの九死に一生を得た彼は、愛する母が気に入っていたFabritiusの「The Goldfinch」(ごしきひわ)という絵画を美術館から持ち出してしまう。Theoの人生に父親の姿はほぼなかったため、彼は裕福な友達の家に引き取られるが…
母への恋しさ、絵画を盗んだこという罪悪感、複雑な感情が入り乱れるTheoの心。そして彼を取り巻く人々。Hanya Yanagiharaの「A Little Life」を彷彿させるような、壮大な作品。(今のところの個人的な感想)

邦訳も出ております。4巻、あるけど!

あ、映画化もされてるよ。Ansel Elgort好きは是非。って私、まだ観てない。


"Cleopatra and Frankenstein" by Coco Mellors

学生ビザが切れる寸前のCleoが、彼女より20個年上のビジネスマンFrankと衝動的に結婚したことで、当人たちだけではなく、彼らの友人に及ぼす影響とは…人生では恋に落ちる(fall in love)こともあるけど、愛情が冷める(fall out of love)ことだってある。

「The Goldfinch」に集中し過ぎて、こちらはまだあまり読めてないから、あらすじが短め。登場人物が多くて、名前を覚えるのに忙しい。薬物などの重めな話題が扱われていて、予想より、心にギュッと刺さってくる。Trigger Warning(事前の警告)としては、depression(うつ病), suicide(自殺), drugs(薬物), alcoholism(アルコール依存症)。

When the darkest part of you meets the darkest part of me, it creates light.

"Cleopatra and Frankenstein" Coco Mellors

Sally Rooneyの「Conversations with Friends」みたいな作品が好みの方は、試してみても良き。


今日のお昼は豆ごはん。豆ごはーん、豆ごはーんと朝からウキウキ鼻歌。日本シリーズ第7戦も楽しみ。さあて、どうなることやら。




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