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日本人とにてるの?!スウェーデン人の気質~私が感じたこと~後半

昨日からの続きです。前半記事はこちら

スウェーデン人の気質について、昨日は時間厳守、シャイ、几帳面で真面目なんてことを書きました。
※これはあくまでスウェーデンの友人から感じ取った私個人の感覚なので若干相違があるかもしれません。

では続けていきましょう。

ディベートが好き‥夏は特に気を付けるべし!

とにかく話すことが好きです。初めて伺う企業や訪問先でもそうです。真面目に真摯に向き合って伝えようとしてくれているのがこちらにも伝わってきます。ただ話が白熱して時間を押してしまいがち。始まりは時間厳守ですが終わりはゆるーく伸びたりも?!予定はゆったりと立てることが望ましいですw(何度か失敗してる)

友人とも、もちろんディベートします。ちょっとお茶しようから始まり、深夜に及ぶことも。夏の日が沈まない時期は大変危険です。もうそろそろ夜も更けてきたんでお暇しますは通用しません、なんせ白夜に近いのでw

FIKAフィーもそうかもね、コミュニケーションツールだし。コミュニケーションをとにかく大事にします。そして意見を求められることも多々。日本人は自分の意見を伝えるのがヘタなので、頑張ってついていくとwアウトプットスキルが鍛えられますよ。

実はオンラインチャットも長々と続くことがありますw時差関係なく入るチャット。まあでも仲良くなった証だと思って嬉しくも感じてしまうのはお人好しの日本人気質からかも知れません。

友人トミーよ、神経質な私はw明け方あなたのチャットで目覚めるときがあります。忘れないうちに返事をするとあなたはこう返します「おい、なんでこんなに早く起きてるんだ!寝なさい」と(涙・ここに愚痴を残しておこう)

強い自立心〜週5のサークル活動は個人主義ゆえ?!

最後にこれはぜひ書いておこうと思った日本人との違い。

ずばり自立心が強いこと。ジェンダーギャップ指数が少ないスウェーデン、男女差はほぼ感じません。ジャンダーギャップがやばすぎる日本と比べてはいけないかもしれないのですが、女性が自立をしています。

またスウェーデンでは子が18歳で成人すると家を離れ経済的にも精神的にも自立するのが普通です。日本の同年代と比べるとどうでしょう。日本ではまだまだ子ども扱いされますし親のすねかじりなんて言葉も存在しますしね。私も20代の頃はがっつりかじっていましたし。人のことは言えませんね。

成人になると親から国にお世話になるイメージでしょうか。日本と比べて制度も整っているから、女性の自立も18歳成人も後押しになっているのでしょう。

友人トミーの話に戻しましょう。彼は定年退職をしたおじいちゃんです。週に何度か体力維持のために森に行ってトレーニングをします。チェックポイントを回って野山をかけるオリエンテーリングを実践しています。すごいねーと言うと「自分の管理は自分でしなきゃね、当たり前でしょ」とさも当然のような顔をします。

これは彼に限ったことではありません。定年退職をしたおばあちゃんYさん。毎日のようにダンスサークルやテニスサークルに通い自分の生きがいを兼ねた体力づくりに励んでいます。(現在の私がこなせる自信がないほどスケジュールがびっちりでした)そういやトミーの隣人の80歳後半のおばあちゃんもダンスサークル通ってめちゃ元気だと言ってたなあ。

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このように老若男女問わず個人として自立をしています。なんだろうな、覚悟があるというか自分の行動に責任があるというだろうか…とにかく『個』を強く感じます。
スウェーデン人は自分と他人の線引きがしっかりあり、他人を否定することを好まないような気がします。ディベートの時もまずは相手の意見をちゃんと聞いてから自分の意見を伝えます。自然にできるんですよねこれ。幼いころからの教育の賜物かも。すごいなあ。この意見についてどう思う?聞き返しの嵐はあるけれど、同調を求めません。

日本が集団主義だとすればスウェーデンは100%個人主義と言えるでしょう。でも個人主義を貫く上では常に責任と隣り合わせなんですよね。だからおばあちゃんでも自分ができることを努力することが当たり前なのかも知れません。必要以上に頼らないのです。

あなたの周りのスウェーデン人と比べてどうでしょうか?
そんなん周りにいないよーっていう方、はい大正解!
だってスウェーデンの人口は1100万人足らずなのですから。
でもこの国も人もなんだか気になるんです、大好きなんですよねー。どうしてなんでしょうね、VOLVOは運転できないけれど人生折り返しにきて影響力が半端ないです。私の北欧ライフスタイル研究はまだまだ続きます。

私は北欧研究をしている大学教授でも現地で長年生活をした経験もありません。しかし北欧の人やライフスタイルが大好きです。ブログは少しのユーモアと実際に起こったことを元に書くことが多いです。難しい論文や経験値高い内容は書けませんが、日本の暮らしと比べて『ちょうどよい暮らし』のヒントになればと書いています。

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