PMSって知ってる?じゃあPMDDは…?毎月来る鬱病が怖い
【目次】
1:はじめに
2:よくある日常だと思ったらPMDDだった時の話
3:PMSとPMDDは違う
4:発症のきっかけがないという鬱に似た怖さ
5:PMSを持つパートナーからの暴力に悩む男性
6:薬を飲めば治るんでしょ?…全然違った!がんばれ日本の医学!
7:スピリチュアル沼
8:今までかかった病気の中で一番難解な症状かもしれない
1:はじめに
「女の人は生理前に機嫌が悪くなることもあるのか、大変だな」
小学生の頃の自分はそれくらいの考えしか持っていなかった。実際、年頃になって生理が来てみると、確かに気分の落ち込みがある。普段なら気に留めないような「あいつはダメだ」という言葉も自分が言われている気分になるし、ショッピングセンターで大泣きしている子供につられて、悲しくもないのに泣いてしまうこともあった。
それが生理時の落ち込みの全てだと思っていた、そんなものじゃなかった。
医学の専門知識もなければ、罹ってから日も浅い。そんな自分の備忘録です。
かなり長文になってしまいましたが、お医者さんもこの病気にかかったことがなかったり、まだ症状の研究が足りていません。なので細かく書く必要があると思っています。お時間のある時に、必要ないところはスクロールしながらどうぞ。
2:よくある日常だと思ったらPMDDだった時の話 (長文)
先月のこと。
その日は何をしても気分が晴れない。そう、人間だったらよくあることだ。
こんな日に気持ちよく過ごすための自分なりのライフハックとして「自分の機嫌は自分でとる、機嫌が良くない日も自分の手で最高の日に変える」という掟があった。
そうとなったら、まずは気持ちをすっきりさせるために美容院へ向かおう。
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