男女の機微とか、夫婦の絆とか
母の葬儀が済んだ。享年83歳。
入院と同時にほぼ会話のできる状態ではなくなっていたので母の声を聞くことはかなわなかった。
「元気でな」くらい言ってもらいたかったなあ…と思ったら涙があふれた。
葬儀社に頼んでの家族葬だったからセレモニー用に故人の思い出エピソードを聞かれた。その時に父が語った母との馴れ初めは母からは聞いたことのないものだった。
母が喫茶店でアルバイトしてたのは聞いてたけれども、その時に知り合って「仕事で北見に行くけど一緒に行くか?って聞いたら行くって言ったから