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週休3日制をやって分かった事

さて、週休3日制とは少し前に突如として現れ、新しい働き方として様々な企業で導入されているらしい。

週休3日制と聞いて、「業務量は変わらないのに休みが増えても一緒」だとか「顧客が週休2日だから仕事がしずらい」とか、様々な意見はあると思うが、私は実際に勝手”に実施してみて、自分の性に合っていたと思っている。

こんな人にお勧め”ってのは良く分からないけれど、私が勝手に週休3日にしてみて学んだ事と、それがきっかけで転職した事。また、様々な思考がかわった等、ターニングポイントになったと思っているので、その事を少し紹介してみよう。

きっかけは「刺激が欲しい」だった

当時の私は新卒で入ったメーカーに8年務めていて、ある程度のしんどさと楽しさも一通り経験していた。会社自体大好きだったし、やりがいを持って真面目にこつこつ仕事に向き合っていた。

そんな折、少しずつ「副業」とか「転職」とかが身近になっていて、自分の会社にも中途入社の人が増えてきていた。

ただ何となく「このままで良いのかな?」とか、「今の自分って理想の自分でいるかな?」とか、漠然としてもやもやに襲われていて、その正体は良く分からなかったけれど、単に飽きたんだと思っている。

そう、満足できる仕事に浸かりすぎて飽きていた。

4月1日に何か始めたいと思った

そんな漠然としたもやもやを抱えた入社8年目の4月1日。ふと「何か始めたい」と思って副業を始めた。

手っ取りばやくサラリーマンでもできる副業としてのブログだ。

会社を定時に切り上げて自宅の近所のカフェでひたすらブログを執筆する。今までやった事のない「自分で稼いでいる」感をひしひし感じられて、とても刺激的であった。

そして同時に、「働き方ってサラリーマン一択ではない」という考えに腹落ちして、実践したいと思う様になった。そして、私は有休をフルに使った週休3日制を2か月続ける事にした。

週休3日制にして気づいた事

週休3日制を初めて最初は申し訳ないという気持ちが沸いていたが、徐々に「残りの4日でしっかり本業をして、3日は別の仕事に時間を使えば良い」という考え方にシフトしていった。

だって、いちサラリーマンが勝手に1日休もうが休ままいが、会社はふつーに回るんだから。

そして、徐々に自信とヤル気と、会社への感謝を抱くようになっていった。

・自分でどこでどう働くかを選択する事ができる
・信頼貯金があった=自分の今までの仕事っぷりが認められている   
・ブログもすぐに成果がでた=会社で学んだスキルが生きている

今までは本業のサラリーマンしか選択肢がないと思っていたし、正直自分に自信がなかった。副業だなんて、転職だなんて、自己肯定感が低い私には縁がない世界だと思っていた。

そんな私が、徐々に自分自信をとりもどし、案外自分って仕事できるのかも?と思えるようになっていった。

選択肢を持つ事ができる自分になる事ができたのだ。

副業そして転職

副業のブログを始めて4か月で初収益の8,000円を稼いだ時は本当に嬉しかった。それ以降、まったく食べていける程ではないが、小銭程度の収益を頂ける様になった。

そして、ひょんな事から今の会社の求人を見つけ、1.5カ月の採用面接で4人の人と会い、あれよあれよと転職をした。

4月1日週休3日を初めて、そこから5カ月後の出来事だった。

そして私は今、米国系のIT企業で働いている。もともと日系のメーカーで働いていた自分としては、毎日が発見の連続である。

前職の会社は今でも大好きで、今でも更に発展して欲しいと思っている。そんな感謝の思いを抱きながらも、どこかに依存しない、自分で選択肢を持ち続ける生き方をしたいと思っている。

勝手に週休3日制なんて本当迷惑なやつだ。

でも、自分にとっては人生のターニングポイントになったと思っている。どんな機会があるか分からないし、どんな働き方をするのかも今後わからない。

ただ一つ言える事は、どんな状況でも信頼と自信を持って生きて、常に選択肢を持つ人生を歩きたい という事。

#これからの仕事術

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