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大学院での学び

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大学院で学んだことをまとめました
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#健康

三つ子の魂百まで~遺伝子のエピジェネテイクスな変化~

三つ子の魂百まで~遺伝子のエピジェネテイクスな変化~

この春から、通信制の大学院で、心身健康科学を専攻しています。

先週のオンライン講義の中で、興味深かった内容が、「環境による遺伝子のエピジェネティクスな変化」のお話

エピジェネティクスって何のこと?例えば、一卵性双生児は、遺伝情報が同じのはずですが、その身体的特徴や性格、嗜好などは、似てはいるものの、全く同じではありません。病気の発症の有無や症状の程度も差がみられます。しかもこの違いは、幼少期に

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笑う門には福来る〜コロナ禍での免疫力アップを考える〜

笑う門には福来る〜コロナ禍での免疫力アップを考える〜

紀元前 の 中国 の 医 学書 には、笑 い が 健康 によ い こ と が 書か れ て お り、 古代 ギ リ シ ャ でも喜 劇 を 見 る こ と が 病 気 の 治 療法 と 見 な さ
れ て いました。日本でも、古くから「笑う門には福来る」という言葉が使われています。私も、10年近く前の話ですが、風邪をこじらせていたときに、当時小学生だった次女の参観があり、当時流行っていた「謎解きは

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ぐっすり眠ろう~睡眠ホルモン「メラトニン」のお話~

ぐっすり眠ろう~睡眠ホルモン「メラトニン」のお話~

歳を取ると眠りが浅くなるのは?歳をとると、眠りが浅くなりますが、体内時計の調節機能が弱まっているためと考えられています。これは、体内時計に働きかけることで、歳をとると減ってしまうことから。
朝、光を浴びると、体内時計がリセットされ、メラトニンの分泌が止まります。目覚めてから14〜16時間ぐらいすると、徐々にメラトニンが分泌されて、からだの芯の部分の体温が下がり、自然な眠りへと誘導します。

夜中に

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