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【オンライン】新しい時代を自分らしく ワークショップ&交流会 vol.2 これからの「暮らす場所」

在宅でも「もっと自分らしくを、もっと自由に。」を実践すべく、4月より始まった『LivingAnywhere Commons』と『ランサーズ』のコラボイベント。

今回のテーマは”これからの「暮らす場所」”。

ワークショップと交流会タイムを設け、参加者同士が語り合いながら自分らしい暮らしについて考えるイベントを開催しました!

さて、ワークショップでは一体どのような意見がやり取りされたのでしょうか?

今回のレポートは、古谷祥子(ふるたに しょうこ)が担当します。

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ワークショップ形式ということで、まずはグループに分かれて自己紹介からスタート。約30名の方が参加されていたので、6つのグループに分かれてお互いの名前や職業、住んでいる場所などプロフィールを紹介し合いました。

参加された方は、東京はもちろん、埼玉や静岡、そしてセブ島に住んでいるという方もいらっしゃいました!オフラインではなかなか出会う機会がない人とも、こうして気軽に話すことができるのはオンラインならではのメリットですね。

ワークショップの最後にグループ発表の時間があるため、各グループで発表者と書記の役割を決めてアイスブレイクの時間は終了です。

ワークショップテーマ1:コロナによって現在の暮らしがどう変化した?


アイスブレイクが終わったところで、ここからはいよいよ、テーマである”これからの「暮らす場所」”について、グループで話し合いがスタート。

最近はコロナの影響で仕事の方法や生活環境など、暮らし方が大きく変化したという方も多いのではないでしょうか。

まずはコロナ前後の変化も踏まえた『現在の暮らし方』について、各グループの話し合いの内容をグループ写真と共にお伝えしますね。

■グループ1:コロナによって勤務時間や家族と過ごす時間に変化

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首都圏に住んでいるメンバーが多かったグループ1では、コロナによって時差通勤になったり、出張による移動の時間が減るなど、仕事上の変化を感じている方が多い印象でした。

また、家族がレストランを経営されているという方は、逆にコロナの影響で家族で過ごす時間が増えるなどプライベートの変化を実感したと言います。

一方で、部署的にオフィス勤務を強いられていたり、自宅では制約が多くて結局は出勤しているなど、在宅勤務をしたくてもできないという方もいらっしゃいました。

■グループ2:コロナによって自分と向き合う時間が増えた

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グループ2では、コロナによって自分達の暮らしに、どのような変化を感じたのかという点について、メリットとデメリットに分けて意見を出し合いました。

《メリット》
・時間があるので、メンタル面や健康面など自分のことをしっかりと考えることができた
・コロナをきっかけに民泊を利用するようしたら、仕事もプライベートもうまく回るようなった
・従来の仕事のやり方や、人とのコミュニケーションを見直す良いきっかけになった
・自分のことだけでなく、家族と向き合う時間も増えた

《デメリット》
・オンラインでも可能だが、やはり直接会って話したい場合もある
・家族やシェアハウスのメンバーと一緒にいる時間が増えて、見たくない部分も見えてしまうようになった

コロナの影響で今までのように気軽に人と会うことができなくなった反面、自分や家族と向き合う時間が増えて価値観自体に変化を感じた、という方がグループ2には多いようでした。

■グループ3:場所に縛られない働き方が好き

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1つの場所に縛られずに、複数の拠点を持っていたり、完全にオンラインで仕事をして生活をしているようなメンバーが多く見られたグループ3。

1つの会社に勤務して働く、というよりは、「面白そう」「やってみたい」と思うことにチャレンジしているという印象を受けました。

コロナの影響については特にセブ島でマリンガイドをされている方が深刻で、日本よりも規制が厳しくロックダウンが続く中、2カ月間の休業を強いられている状況とのことでした。

■グループ4:自粛中の経験が新たな可能性につながった

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グループ4には、会社勤めや自営業、フリーライターなど様々な形で働いている方が集まりました。

自営でフラワースクールをされていた方は、コロナの影響で2カ月間ほど休業を余儀なくされましたが、本人としては長い休暇のようで意外と悪くなかったと言います。

自由な時間が増えたことで自分のやってみたかったことにチャレンジしたり、Zoomを使ったお茶会をしたり、オンラインを活用する幅が広がるなどの良かった点もあったようです。

■グループ5:コロナが強制的に固定概念を変えるきっかけに

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グループ5は農業やテレワークなど、コロナによる影響をあまり受けなかったメンバーと、土木関係や歌の仕事など、コロナによってほとんど仕事がなくなったというメンバーに分かれていました。

テレワークが可能で仕事への影響が無かったという方は、通勤時間が節約されたお陰でイベントに参加したりなど良い時間の使い方ができるようになったなど、メリットもあったようです。

一方で、仕事に大きく影響があったという方からは、「いかにポジティブに今この時間を自分に使うかが重要」という意見が出ていました。

コロナによって強制的に考える時間を与えられたからこそ、「定住しなければならない」「通勤しなければならない」という固定概念から抜け出して、新しい発想を持つきっかけになったようです。

■グループ6:場所に縛られない働き方を考えるように

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フリーランスの方が多かったグループ6では、コロナをきっかけにして、以前よりも住む場所や今後の働き方を考えるようになった、という声が出ていました。

会社勤めの方も、幸いコロナの影響を受けずに済んだということでしたが、「働く場所に縛られずに自由な場所で働きたい」という気持ちが強くなったそうです。

また、外出自粛や3密回避の目的でリモートワークが導入されていますが、「リモートワーク」という特殊なくくりではなく、当たり前の働き方の1つになればもっと自由な場所に住めるのに、と考える方もいらっしゃいました。

全体を通してみると、コロナによって仕事が減ったり直接人と会えなくなるなどデメリットはありつつも、自分と向き合うことで新しい暮らし方のヒントを得たという意見が多かったように感じます。

非常事態という局面に立たされている今だからこそ、本当に自分にとって大切な「人」「仕事」「場所」は何なのか、という本質を考えるきっかけになったと言えるかもしれません。

ワークショップテーマ2:これからの時代における、理想の『新しい暮らし方』とは?

『現在の暮らし方』についてお互いの近況や意見を出し合ったところで、今度はこれからの時代の『新しい暮らし方』について、理想の形やイメージをグループ内で共有します。

そしてグループごとのワークショップが終わった後は、各グループの代表が意見をまとめて発表タイム。このワークショップでは、ほとんどのグループで共通する答えが出てきた点に驚きました。

新しい暮らし方① 働く場所も住む場所も自由に選べる暮らし方

東京など都市部に縛られず、地方や海外に住む。複数の生活拠点を持ったり、色んな拠点を転々とする暮らし方。

《実現までの問題点》
・テレワークは進むが、やはり地方に仕事は少ない。
・前の仕事を引き継げる環境作りが必要。

新しい暮らし方② 自分の好きなことを大切にする暮らし方

お金を稼ぐために働くのではなく、やりたいことを仕事にする暮らし方。

《実現までの問題点》

・現実では金銭的に厳しい。
・ただし、好きなことを継続すると仕事につながったり、経験自体が自分を強くする可能性はある。

新しい暮らし方③ オンラインとオフラインが良いバランスで共存する暮らし方

職場や通勤が好きな人もいるし、そうでない人もいる。個人個人がバランスをとることのできる暮らし方。

《実現までの問題点》
・オンラインでどこまで感情を伴った人間関係が構築できるのか。
・オフラインとの差が生まれるのではないか。
・業種によっては完全在宅は難しい。

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コロナによるテレワークを経験をしたことで、今後ますますオンライン化が進んで、職場や通勤がいらないスタイルが当たり前になるのではないか、という意見が多く出ました。

どこでも仕事ができるなら、どこに住んでもいい。
逆に、職場に出勤した方が仕事がしやすいという人は、通勤をすればいい。

今回のコロナ禍で、働き方やコミュニケーションとあり方が良くも悪くも大きく変化したことによって、これまで気づかなかった・選ばなかったような選択肢がたくさん増えたこと。
そしてその選択肢の中から、自分の価値観に合わせて、居場所や生き方を自由に選べること

これが今回のワークショップで出てきた『新しい理想の暮らし方』だったように思います。

ワークショップ後の交流会

ワークショップ終了後には、休憩を挟んで交流会が行われました。

最近はコロナによる外出自粛によって、オンライン飲み会やリモートお茶会などが増えていますよね。

ワークショップの中でも、「実際にオンライン上だけでどこまで信頼関係が構築できるのか不安」という声がありました。オンラインでのやり取りは一見効率良く思えますが、その分相手の「人となり」を知るハードルが上がります。

相手との溝を埋めるためにも、交流会や飲み会のような、気軽に雑談できる時間が必要です。

今回の交流会中も、

「さっき言っていた◯◯ってどういうことなんですか?」
「あれ実は自分もすごく興味ありました!」
「私も同じエリアに住んでます!」

など、ワークショップ中には話せなかったざっくばらんなトークが展開。

一見なんでもない情報のやり取りが、お互いのことを深く知るきっかけになっているように見えました。

人と直接会う機会が減る中、たとえそれがオンライン上であっても、工夫次第で深い関係性を築いていくことはできるかもしれませんね。

まとめ

今回のグループワークを通して、どのグループの意見にも共通していたのは偶然にもLivingAnywhere Commonsのコンセプトと同じ「もっと自由で、もっと自分らしい生活をしよう」という考え方でした。

仕事も仕事のやり方も、住む場所もコミュニティも。
どれも自分で自由に選ぶことができる。
自分で選ぶからこそ、楽しいし、責任を持って全うできる。

そんな暮らし方ができれば、人生はもっと豊かになるかもしれません。

あなたなら、どんな『新しい暮らし方』を思い浮かべますか?

ぜひ、記事の中でご紹介した意見やアイディアを活かして、『現在の暮らし方』を見つめ直し、これからの『新しい暮らし方』を考えてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、Vol.2の今回も恒例の集合写真をパシャリ。

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ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

《次回以降のイベントのご案内》

LivingAnywhere Commonsでは、ランサーズ株式会社と共催で、働き方やライフスタイルをテーマにしたイベントを随時開催しています。

多様な働き方やライフスタイルを持つ皆さまが集まるからこそ、「そう来たか!」「そういう暮らし方も、面白いかもしれない」など、新しいアイディアに出会えるかもしれません。

今後のイベントの詳細は、LivingAnywhere CommonsのFacebookグループにてご案内しています。イベント参加を希望される方は、ぜひフォローされることをおすすめします!

▼LivingAnywhere Commonsとは

株式会社LIFULLが運営する、場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)をともに実践を目的としたコミュニティです。

メンバーになることで、日本各地に設置された「LivingAnywhere Commons」の拠点の共有者となり、仲間たちと共生しながら、自宅やオフィスにしばられないオフグリッド生活を体感できるだけでなく、理想の生き方を実現するための技術やアイデアを共創する、刺激に満ちた環境に身を置くことができます。

▼Lancersとは

Lancersは、日本最大級のクラウドソーシング・プラットフォームを提供する会社です。「個のエンパワーメント」をミッションに掲げ、「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」を目指しています。

Lancersのサービスを利用すれば、ホームページ制作、ロゴ作成などのデザイン、アプリ開発、システム開発、ライティングなどの仕事を、いつでもプロに依頼することが可能です。

《ライター・古谷祥子》

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