明日を生きる元気をくれるおすすめ本4選
正直言うと、仕事やプライベートの調子がよいときも悪いときも、読書をしながら本に助けられてきました。
今回、明日を生きるのにささやかな元気をくれた、おすすめ4冊をご紹介。
📚自己啓発だけでない幅広いラインナップ
📚日常がちょっぴり前を向ける視点を意識
気持ちがふっと軽くなる本たちです。無理せずにいきましょう。
①漫画 君たちはどう生きるか|羽賀翔一
吉野源三郎の児童小説を見事にマンガ化したベストセラー作品。85年前に書かれた本を通じて感じたのは「テーマの不変性」です。
印象に残っているのは、コペル君が「自分は全体の一部であり、他者の助けによって生かされている」という俯瞰の目線を掴むシーン。
この感覚っていまでも通じますし、何かを得ていくプロセスそのものの共通性に、気持ちがどこか軽くなりました。
親子で読むのもおすすめの一冊です。
②キュンとしちゃだめですか?|益田ミリ
益田ミリさんの実体験をもとに、さまざまなシチュエーションの「キュン」が紹介されます。
「そこに目をつけたのか!」といった意外性もふくめて共感を誘い、声を出して笑いながら読みました。
「キュンする瞬間」を無意識に探そうとする著者の脳のアンテナは、毎日を楽しく生きる知恵ともいえます。
日常に新たな視点をくれる好きな一冊です。
③33の悩みと答えの深い森|奥野武範
読者から寄せられた33の仕事の悩みに対して、ほぼ日の豪華で愉快な仲間たちが回答していきます。
アドラーによる「すべての悩みは対人関係」の考察通り、人付き合いは難しい。
それでは「対人関係を無くせばいいか?」というと、孤独も辛いですよね。
愉快な仲間たちは、やはり悩みに多い「対人関係」を中心に答えていきます。
とくに「これからの『はたらく』に大切な感覚は?」という問いに対する小泉今日子さんの答えが心に響きました。
本書はもっと話題になっていい本。ぜひ本書をチェックしてみてください。
④記憶喪失になったぼくが見た世界|坪倉優介
本書は、学生時代にバイク事故で記憶喪失となった著者が、疑問・葛藤・克服について感じたままにまっすぐに語ります。
日常や常識のあたり前のフィルターが取っ払われると、「世界をここまで純粋にとらえられるのか」と思わず感心しました。
当たり前を新鮮に受け取るその一方で、日常生活の暗黙の了解は、ときに著者を混乱させます。あるいは戸惑いの先にある「疑問」も生まれます。
これら課題を乗り越えるプロセスも描かれており、家族との温かいやりとり含めて心動かされた一冊。
まとめ:読書を楽しむオススメ本はたくさんある!
今回は、以下の4冊を紹介しました。
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