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"創る広報"はどうやるの?-『最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書』より-

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できるだけたくさんの人にla bilageの魅力、そしてコワーキングスペースの魅力を知ってもらいたい!と思い、la billageではTwitterやInstagramなどSNSの運用、広報活動に力をいれています。

公衆との良好な関係を築き、商品やサービスを多くの人に知らせ理解を求める「広報」。中でも今、注目されているのは、広報発で世の中のブームをつくる「創る広報」なんです。

今回は「創る広報」で最低限押さえておきたいポイントを『最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書』から紹介します!

■広報では「熱」を伝える!

興味を持ってもらえる広報には、開発現場の熱い想いが詰まっています。

・商品/サービスが社会的にいかに意義があるのか
・今世の中で困っている人たちがいて、そのためにこの商品/サービスを考えたのだ

というように、宣伝色が強くなろうと気にせずに、どこまで熱を伝えて読む人を引き込めるのかが肝心。

■「熱」を伝えるポイント①:魅力あるストーリーで勝負する

自分の会社でしかできなかったことを組み込んだストーリーがあれば、大手の競合が規模感や知名度にものを言わせてきたとしても勝つことができます。

ストーリーづくりに不可欠な4つの秘訣がこちら。

①なぜ今なのか
②なぜ自社でなければならないのか
③合わせて一本
④未来を語れ

①なぜ今なのか

最も大切なポイントがこれ。以下のように「なぜ今なのか」という理由を見つけます。無い場合は作ってしまっても◎

「近年若いフリーランスに外注したいという企業が増えています。年上で指示を出しにくいベテラン世代より、多少教育が必要でも話しやすくバイタリティのある若者に仕事をしてもらおう、というわけです。そんな若者フリーランスをサポートできるようにと、このサービスを企画しました。」

「なぜ今なのか」を示すことでそのネタをいま報じる必要があると理解してもらえるのです。

②なぜ自社でなければならないのか

同業他社が同じようなサービスを提供していても、「自社でなければならない点」をアピールすることで特別感を煽ることができます。

「異業種の方との幅広い人脈をつくれるこちらのサービスは、弊社のコワーキングスペースを運営している中で生まれたアイデアです。コワーキングスペースには様々な業種の会員が所属しているからこそ実現できたサービスなのです。」

③合わせて一本

ある共通項でくくれる企業や商品・サービスを紹介することで「今年は○○が話題となっている」「○○に注目してみよう」という1つの記事になります。

「また、○○会社が主催している若者フリーランス向けの交流イベントも今月末に開催予定です。フリーランスの若者がより活躍しやすい環境づくりが注目されているのかもしれません。」

④未来を語れ

商品やサービスが消費者の価値観・消費行動をどのように変えるのかということについて言及し、締まりのあるストーリーへと仕上げます。

働き方が多様化している今、若いうちからフリーランスを志す人もますます増えていくと思います。若者フリーランスをサポートする環境を整えることは、今後社会の未来を担う若者の背中を押すきっかけとなるでしょう。

また、魅力あるストーリーづくりには意識するべき3つのコツが。

コツ①:当たり前と思われていることと正反対のこと
コツ②:社会性・季節性を取り入れる
コツ③:複数の切り口を用意する

コツ①:当たり前と思われていることと正反対のこと

意外性のあるネタは広報にとって最大の「ウリ」となります。「意外性」はメディアに取り上げられづらいBtoB企業の広報でも使える手法です。

起業家ほど子育てしやすい!?一般的に働く女性は育児との両立が難しいと言われています。特に資金調達から人脈作りまで自分の手で行うバリキャリ起業家は、子育てを諦めなきゃいけない...なんて思っていませんか?実は起業ほど「ワークアズライフ」を実現し、キャリアと子育てを両立しやすい働き方なんです!

コツ②:社会性・季節性を取り入れる

ストーリーに社会性を取り入れると、他人事のニュースが「自分事」となり注目してもらえるように。

またお正月・バレンタイン・ハロウィン・お花見といった季節ものや、初雪・花粉症・五月病・ボーナス・一年の総括物(流行語大賞等)といった毎年恒例のものも「自分事」として読んでもらえるようになります。

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SNSなど投稿の頻度が高い場合はエディトリアルカレンダーを作成しても◎

コツ③:複数の切り口を用意する

あらゆる視点から見て、複数の切り口を用意しておくことが大事。

世の中で広く話題になるチャンスをできるだけ取りこぼさないように、最低でも3種類の切り口を用意しておきます。

【例】「人との繋がりと女性のキャリア」がテーマのトークイベント企画
切り口①:近年重視されているキャリアにおける人との繋がりに着目
切り口②:多様化している女性のキャリアをサポート
切り口③:普段コワーキングスペースを運営しているスタッフが自ら企画

■「熱」を伝えるポイント②:社内ネットワークを築く

広報では現場の協力は必要不可欠!広報に協力してもらうために社内でネットワークを築くことも大切!

以下のような工夫で良い社内ネットワークを構築できます。

①世の中の動きを社内に発信する
②広報発の企画を提案する
③何かひとつ、広報としての実績を上げる
④最終的には社内のほうを向く

①世の中の動きを社内に発信する

世の中に社内の動きを発信するのと同時に、社内に世の中の動きを発信します。例えば営業担当には話題になりそうなネタを、Web担当には検索されやすいキーワードを、といったように。

②広報発の企画を提案する

ありきたりの業務から一歩踏み出すことで「頼りになる広報」という社内での信頼を勝ち取ることができます。

そこでおすすめなのが「広報発で商品やサービスの企画をする」ということ。

世の中で話題になりそうな企画であれば広報のネタとしても使えるだけでなく、社内で「頼りになる広報」としてのポジションを築くことができます。

③何かひとつ、広報としての実績を上げる

広報で小さくても良いので何かひとつ実績をつくれば、社内での信頼を得ることができます。

受ける切り口を用意して世の中で話題になれば、広報の可能性を具体的にイメージできるようなストーリーを描いてみせることができます。

④最終的には社内のほうを向く

広報担当はつい「メディア受けするかどうか」に重きを置きがちですが、一番大切なのは開発現場の努力や、会社の想いを伝えること。

そういう想いこそ、どんなにメディア受けしなさそうでもあらゆる方法を駆使して伝えなければなりません。

■まとめ:常に楽しそうに仕事をすること

商品やサービスの「顔」となる広報。マスコミ対応の窓口となっているからには楽しそうに接しなくてはなりません。

そして「人が今までやってないことをやろう!」という気持ちと、商品・サービスを世の中に伝えたいという熱意が大事。

広報は世の中のブームをつくれる仕事だからこそ、とても魅力的な仕事。その本当の楽しさを認識することが一番大事な仕事です!

la billageの広報活動でも取り入れて実践してみようと思います。

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