課外授業ようこそ「舟を編む」
辞書に人生を捧げる物語は、「開かずの扉」を授業する作品でした。
とじる扉
「舟を編む」は課外授業のように口を開きました。辞書をつくるものを不幸に追いやるのです。
辞書に金を食われる会社、出版を見ることなく死去する先生、冷えきった夫婦関係。その「開かずの扉」について諭すのでした。
扉をとじるときはいつでしょう。映画のフィルムに残したときでしょうか。
電子辞書もありますし、しごとのとりまく状況は、流れがよくみえるようなりました。映画もその扉をとじるお告げのようでした。
あける扉
さて、あけるべき扉もあります。経験とは「排他の名作」とわかってきました。
ネガティブキャンペーンは代表例。昨今はネガティブを受容しつつ、ポジティブの扉を開けることが主流になってます。
それには「こどもごころ」です。瞳を閉ざした大人は、思い込みでつくられた部屋にこもってます。
純粋さや好奇心はポジティブを見る瞳になります。少年時代こそ、その扉を開ける手がかりになりそうです。
おわり
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