ガラス作家 ソウザ・ムリロさん
千葉県の鴨川市は、私の故郷ブラジルに似て暖かく、海や山、土地の文化が残っている場所です。
ガラス作家として“はじまりの場所にする”。その思いでここに来て、『ガラス工房アルコス』を建てました。
ですが、当時の私にはお金がなく、工房を建てたこの土地にも何もなかった。
だから、“どうやったら始められるか”を考え、そこに生えていた竹や土を使って、工房を建てたんです。周りに木を植え、庭も作りました。
ですから、ここに来て最初の作品はこの工房なんです。
文化の違いや生活、仕事、色々な問題