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L-tra.|障害予防→パフォーマンスアップ情報配信

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スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニン… もっと読む
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2020年4月の記事一覧

自宅でできる高強度インターバルトレーニング

有酸素運動(長距離運動)、無酸素運動(短距離運動)どちらの効果も得られると言われている、 High-Intensity Interval Training(HIIT)|高強度インターバルトレーニング これは、高強度かつ短時間の運動と短い休憩を交互に繰り返すトレーニング方法となります。 その中でも最も有名なトレーニング方法であるタバタトレーニングがあります。 タバタトレーニングは20秒運動→10秒休息を繰り返し、8set行います。つまり4分間の運動となります。 タバタトレ

胸郭の柔軟性とセルフケア

胸郭の役割 胸郭は呼吸、腕との連動、下半身とのバランスの役割があります。 胸郭は呼吸をする上で重要な役割を担い、また腕と連動してパワーを発揮するだけでなく、下半身とのバランスをとるバランサーとしての役割もあります。 つまり腕との連動性が低下することで、肩や肘に加わる負担が大きくなり痛みが出たり、胸郭が硬くなることで呼吸機能低下や転倒のリスクも高くなってしまいます。 胸郭とは また胸郭とは肋骨・胸骨・鎖骨・肩甲骨を含み、それぞれで関節を有しており、多くの関節が連動する関節とな

糖質はどのタイミングでどのくらいとれば良い?

糖質は私たちに欠かせない栄養素の1つです。 栄養素と言えば聞いたことがある人も多いと思いますが 三大栄養素と呼ばれる代表的なものがあります。 【炭水化物】【タンパク質】【脂質】 この3つを総称して三大栄養素と言います。 ”三大”と言われるくらいですから 人体にとってめちゃくちゃ大切な栄養素だ! ということは何となく想像ができると思います。 糖質はこのうちの炭水化物に含まれる栄養素になります。 今回はこの三大栄養素の炭水化物に含まれる”糖質”にフォーカスして、どんな働き

セルフチェックと足関節トレーニング

スポーツをしている人で足首(足関節)を捻ったことがある選手は多いと思います。 足首を捻った後、靭帯や筋肉の損傷により大なり小なり炎症が生じます。 炎症により周りの筋肉は動きが悪くなり、硬くなったり、力が入りにくくなる現象が生じます。 しかし、その動きの悪さに気づかずにプレーを続けていることは多いのではないでしょうか。 足首を膝でかばうことで膝を痛めやすく、腰でかばうことで腰痛が生じやすくなります。 硬い足首が原因で上手く止まれない、力が入らないためターンが遅くなるなどスポ

足首の硬さの原因とは?|原因と改善のポイント

足首が硬い、詰まる。 足首に問題を抱えながらスポーツをする選手は多く、その対策としてアキレス腱のストレッチなどをしていても、思ったような改善が見られない経験はないでしょうか? スポーツにおいて足首の怪我の頻度は高く、トレーナーとして帯同している男子の高校バスケットボール部の選手も、足首に問題を抱える選手は非常に多いのが現状です。 足首は地面に接することで、衝撃の吸収、パワーを伝えるためには非常に重要な部位です。足首が十分に機能しないことは足首自体の怪我だけではなく膝や腰

股関節の重要性|チェック方法と改善エクササイズ

股関節の重要性はこれまでの投稿でお伝えしてきたと思います。 膝や腰が痛くなる原因として股関節の柔軟性低下や股関節周囲筋の筋力低下の代償であることが多くあります。 また、股関節が動かないと十分にパワーを発揮することは困難となります。 そのため股関節の柔軟性改善、筋力強化は障害予防及び、パフォーマンス向上には必須になると考えます。 スクワットにおける股関節の重要性 股関節が動いているかどうかの簡易的なチェック方法としてスクワットがあります。 スクワット動作を効率良く行うため