うつとのつきあい方(25)病院でもらった薬の話

私が病院でもらった薬を紹介します。

■パキシル
寝る間に服薬
SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）の一種
速攻性があり、劇的に効きました。ネガティブな思考が元からなかったようなすごく自然な効き方です。ただし効果が強いゆえに減薬の副作用ががきついです。副作用についての経験はまた後日。
この薬は個人差があるようです。私は合っていたのか、みるみるうちに症状が良化しました。
https://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka_plain.cgi?n=12808

■ジェイゾロフト
朝に服薬
SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）の一種
パキシルよりは効き目が緩やか。こちらのほうが幅広く流通している感じ。
副作用は少ないので、減薬も楽だった。症状が回復していてもお守りがわりに一番長く服用していた。
https://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=9438

■マイスリー
寝る前に服薬
有名な睡眠薬、不眠症ではなかったが眠りが非常に浅く、夜間しっかり睡眠が取れるように処方してもらった。
https://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=7888

薬の種類と量はお医者さんと相談の上決めてもらいます。増やすとき、減らすときもまずは相談しました。自分の症状を俯瞰で長期的に診ておられるので最終はお医者さんの判断で。

自分の体は自分がよく知っていると過信して薬の量を変えていくのは危険です。

症状が安定しているように見えても揺り戻しがきたりします。

薬が合わないという人は少なからず聞いたことがあります。服薬して悪化しないかぎりは2,3ヶ月状態を観察しないとわかりません。私はたまたま合ったから良かったものの、最初にもらった薬が合わなくて一向に良くならず、その後変更して良くなった人もいます。

薬を変えていくのは専門家であるお医者さんがよくわかっています。症状が多様であり一人ひとりの効き方が違うためある種、対処療法になるとは思いますが、鎮痛剤や、胃腸薬のような飲んですぐ効果が出る薬のたぐいではありません。

今はたくさんの薬ができていますので焦らず根気よく取り組みましょう。


副作用について
どんな薬でも副作用がないものはありません、よく効く薬はそれだけ副作用のリスクが発生します。副作用は人によって様々です。

私の場合は特に寝汗がひどく夜中に一度着替えるぐらい大量にかきました。それ以外もあったと思いますが、特に気になりませんでした。