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地に足をつけて生きるということ

昔、ある人に「地に足がついてないね。」と言われたことがある。
全くもってそんなつもりなかったし、地に足をつけるということを意識していなかったので、不思議でしかたなかった。
ふらふらと旅ばかりしている私は、その人から見たら地に足がついてないように見えたらしい。けど、今なら言える。
「旅をしたり移動し続けることが私にとって地に足をつけるということだ。」と。

コロナ禍で気付いたことは、私は仕事でもなんでも一つの場所にじっとしていられないので、旅なり何なりの移動が必要だということ。
一か所に固まっていると思考も肉体も固まっていくということ。
好きに移動がしにくい状況があるからこそ、気付けたことだ。これからはどう気をつけて動いていくかが課題だけれど、以前より動きやすくなったのが移動人間としては嬉しいところ。

写真は先日出掛けた神戸で撮ったもの。3年間住んだ場所で大好きだけれど離れなければいけなくて、泣く泣く引っ越したのを覚えている。今思えばそのまま神戸に居続けるんじゃなくて、動きなさいという何かの暗示だったのかもしれない。そう考えれば今いる場所に来たのも納得がいく。

留まるんじゃないよ、動き続けなさいよ、と。

何か一つ軸になるようなものを持っていれば、それは体がどこにあっても地に足をつけて生きているということなんじゃないかと、私は思う。

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