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【マンガ名言】「るろ剣」志々雄真実に学ぶモテる秘訣

んにちは。kenjiです。今回は【マンガ名言】シリーズです。マンガに育てられた僕が、独断と偏見でマンガの名言を紹介し、味わい、仕事に活かす。

※誤字脱字はご愛嬌。意味が大事と心得ください。

みなさんにも共感してもらえたら嬉しい限りです。みなさんの心に生きる名言も是非コメントください🤗

●るろうに剣心 志々雄 真実


てめぇの物差しではかるんじゃねぇ


剣客漫画の名作「るろうに剣心」にあって、ひときわ異彩を放つ敵キャラ、志々雄真実。包帯ぐるぐるの見た目でありながら、「所詮この世は弱肉強食!!」と世の理を喝破する姿に凄まじく痺れます。


また、志々雄真実のキャラクターを印象付ける相手としての由美姐さんが、またイイ。よくある敵ボスの取り巻き女性ではなく、志々雄真実をちゃんと理解して添い遂げる様は、美しいですね。


今回の名言は、そんな志々雄真実と由美姐さんの関係性をあらわす言葉です。


●相手を理解する

剣心との死闘の最中、過去の火傷の後遺症で劣勢になる志々雄を庇うために身を挺して剣心と志々雄との間に割って入る由美姐さん。


剣心はそんな女性に斬りかかることはしませんので、そこで攻撃を止めます。


しかし、その隙に志々雄は由美姐さんの体もろとも巻き込んで剣心に一撃をくらわせます。


当然剣心は怒ります。自分守ってくれる女性を盾にして、かつその女性を切り捨てて攻撃するなんて、なんて酷いことをするんだ!と。


通常の少年漫画では、ある種のパターンですね。やはり敵は悪。普通に考えて酷いことを平気でする。だからこそ倒さなければならない・・・。


そうです。ここで登場するのがこの名言。


そのあとに由美姐さんから発せられた言葉は「うれしい」というものでした。


というのも、自分は志々雄の近くにずっといるけど、戦いの役に立ていないことに由美姐さんは悔しさを抱いていました。そんな中、自分が剣心の隙を作り出し、志々雄がその隙に剣心に一撃をくらわせられたことがうれしかったのです。


さらに志々雄は由美姐さんのこの気持ちを察していたので、このような行動にでたようです。まさに志々雄と由美姐さんの信頼関係、絆の深さをあらわしています。


●自分の尺度だけで考えない

これってすごく示唆に富むシーンと思います。男女の信頼関係といえばそうですが、日常のあらゆるシーンにこそ参考にしたい言葉です。


誰しも自分の考えが正しいと思ってしまいます。それが、例えばこのシーンのように、一般的には悪い、とみられる行動にも、実は自分では考えつかない理由がある、なんてこともあります。


自分ならしない判断や、自分ならしない行動。そこにこそ視野を広げるヒントがあります。


マーケティングもそう。顧客の声を聞くことで想定しなかった商品の使われ方や良い点、悪い点がわかることがよくあります。


顧客の声を聞きすぎるのもいけない、とも言いますが、その場合は顧客の求めるものをいかに想像し、提案できるか、が肝です。


人間関係もそうですね。良かれと思ったことが、実は迷惑、なんてこともあります。


弱肉強食と強い言葉でオラオラ系の志々雄真実ですが、こういった相手の気持ちを考える、という優しさとのギャップもまた、人を惹きつける理由なんだと思います。由美姐さんだけでなく、宗次郎、方治、鎌足など、男女問わずにモテる秘訣かもしれません。



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