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【どのSNSを使う??】新築分譲マンションのマーケティング事情

こんにちは、kenjiです。今回は【新築分譲マンション業界のSNS事情】の続編として、では「どんなサービスがあるの?」というところを、日々の広告主としての視点こら見ていきます。

過去記事は下記より参照してみてください。



●まだまだ強いFacebook

まず、過去記事にてSNSの特徴であったり、付き合い方を考察してみました。

では、日本における、リーチがある程度担保できるSNSは何があるでしょうか?

尚、ここからは広告主およびWEB・デジタルマーケターとしての肌感覚です。各媒体の公表資料ではないので悪しからず。とはいえ、ある程度踏まえられていると思います。

メディアカテゴリーとしてのSNSはFacebook、Instagram、YouTube、LINE、Twitterなどがありますが、個人的にはYouTubeとLINEをあまりSNSとして捉えていません。

◎YouTube

YouTubeはどちらかといえば視聴メディアであり、テレビと類似と捉えています。

とはいえ、つい最近まではニコニコ動画の類似サービスとして、比較的コアなユーザー属性と認識されていましたが、今となっては大衆化が進み、ある程度デモグラ属性が広がっていると思います。

とはいえ「広さ」でいうとテレビほど、特にシニアに広がってはいないと思われるものの、そもそもテレビを離れたユーザーにとっての代替メディアになっていると思われるので、やはりテレビ類似メディアと捉えられると思います。

ただし、「深さ」についてはテレビを超えていると思います。ここがSNSカテゴリに入っている所以ですが、評価、さらにはチャンネル登録というユーザーの能動的アクションを誘発する装置が散りばめられ、コメント機能では似た属性のユーザー同士が意見交換できたりします。

しかし、建て付け上はそれらはあくまでサブ機能であり、動画を見るメディア、というのが僕の認識です。

◎LINE

LINEはメディアというよりは、ツールとして捉えています。ただし、SNS自体、「ソーシャルネットワーキングサービス」=「社会的つながりをつくるサービス」としての言葉の解釈ができるので、そもそもメディアではないですが、本稿ではSNSの「メディア利用」という立ち位置で続けていきます。

どちらかと言えばワントゥワンでのコミュニケーションをイメージしてしまい、SNSの特徴である広がり(バズり)とは違うような印象です。

当然タイムラインもありますが、個人的な利用や周囲の知人の利用を見るに、ほぼ見ていない、という肌感覚です。


◎Twitter

Twitterは日本における外資SNSのパイオニアですね。一時期はFacebookの台頭によりオワコン化しましたが、逆にFacebookの実名性や「いいね」文化が合わないユーザーが回帰し始め、今ではもはやインフラにさえなった感があります。

とくにSNSの特徴である広がり(バズり)の瞬発力や拡散力はSNSの中でもずば抜けています。

また、Twitterは日本人の気質と日本語に合うとも言われています。Twitterの投稿言語では、英語に次いで日本語が多い、とも言われています。

ということは、リーチ(広さ)や深さがあるため、有力なメディアと言えます。しかし、Twitterには広告主から見たメディア利用における欠点があります。それはなにか?


広告商品の汎用的バリエーションの無さ、です。


逆に言えば本来のSNSらしく、ユーザーファーストと言えるのですが、所謂バナー広告などの多くのWEBメディアで使用される汎用的な広告商品がなく、プロモツイートやトレンドなど、Twitterならではの商品構成になっているため、正直使いづらい。


◎FacebookとInstagram

ということで、SNSらしさと広告商品の汎用性の高さにおいてはFacebookとInstagramがメディアとして使い勝手よく、かつ効果も見込めると判断しています。

なお、実はInstagramはFacebookのグループ会社のため、この2つのSNSは広告商品に互換性があり、運用もつながっています。これは便利です。というか、Facebookの広告収入が依然右肩上がりで伸び続けている理由がわかりますね。


広告商品の互換性

ここで上述の互換性について、もう少し詳しく説明します。スマートフォンWEB広告は大きくバナー広告とテキスト広告に大別できますが、最近はバナー広告とテキスト広告を合わせた商品が増えています。

ちなみに、昨今はデバイスがスマートフォンが主流ですので、その視点でみると、

例えばYahoo!やGoogle、その他アプリ関係の広告枠はある程度サイズなどの規定が同じです。つまり、いくつかバナーを作成すれば、ある程度メディアシームレスに使用することができます。

FacebookやInstagramも同様に、Yahoo!などと互換性ある規定のため、プランニングのしやすさが格段に上がります。

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