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GR3xで振り返る京都の秋/2023

GR3xが手元に届いてからカバンに入れて持ち歩く日々を過ごしています。

仕事柄休みがあって無いようなものなのですが、たまに休める日はできるだけ家族とお出かけして、その記録のために写真を撮って楽しんでいます。

毎日仕事で忙しい、特に経営している立場だと、休みであってもずっと仕事のことを考えてしまうので、全然休めないんですよね。家族と出かけても会話してないときは常に頭で仕事のことを考えてしまうんです。

でもカメラを持って「写真を撮るぞ」と思って出かけると、それに集中できるので、自分にとって良いリラックスタイムを作り出してくれています。

写真を残しておくと、後で見たときに家族との会話の記憶が蘇る

仕事でお客様と会話していると「京都に住めるって最高ですね!」とよく言われるのですが、観光需要の恩恵を受けている事業のため、観光シーズンはずっと働き詰めで休みもほとんどとれませんし、仮に休みをとれても観光公害が騒がれるほど人の多い場所に地元民はわざわざ行きません。

でも、観光で来られる皆さんから京都に住んでいることをうらやましがられるのに、京都を巡らないなんて勿体無いなと最近思うようになりました。

京都に人が来ることでお商売が成り立っているのに、自分は京都のことを全然わかっていないというのも変ですし、全国の人が京都に何万円もかけて旅行に来ているのに、バス代くらいで行ける観光地に私が行かないのはなんか損してるとも考えられます。

お寺に来て砂利遊びをする子供たち。こういう何気ない記録があとで見返すとエモいんです。

私の場合は、連休が取れることなんてほぼ無い身なので旅行には行けませんし、行ける日があったとしてもインフレで旅行もなかなかお金がかかります。増して2人の子連れだと旅行自体かなり大変です。

そこで休みの日は(本当は体を休める日にしたいところですが)頑張って家族を連れて地元の京都のベタなところに行ってみようという試みを続けています。

そのせいで体はめちゃめちゃしんどいのですが、子供たちの成長や家族との会話を楽しめています。お父さんが行きたいところに一緒に来てくれるのは今だけ。そのうち相手をしてもらえなくなるのですから、今という時間は大事に使っていこうと思っています。

撮るものはなんでもいいんです。何年か後には絶対撮っておいてよかったと思えるはずです。

五重塔で有名な東寺に行ってみた

ある秋の日、目的地はどこでもよかったのですが自転車をこいで家族で東寺に行きました。何気に世界遺産です。東寺といえば空海。そして五重塔。空海って学校で習いましたよね?私はぼんやりとしか覚えてません。

歴史の詳しいことはわかりませんが、「京ゆば三田久」は東寺に続く道・その名も「東寺道」に100年以上存在しています。幼いころ亡き祖父に手を引かれてよく東寺にお出かけした記憶が蘇りました。

また、実は東寺の境内には私の母校があります。あの時は高校生でしたが、今では妻と子供二人を連れています。私の祖父の思い出から私の息子との思い出まで・・・時の流れを感じます。

うろこぐも?は秋の空って感じですよね。五重塔のシルエットもかっこいい。
いい感じに紅葉してました。あ、全部無料で入れるエリアから撮ってます。
この時期、中には絵画の展示とかもありました。
木漏れ日がいい
広大な砂利道があるってだけで楽しい
銀杏もいい
五重塔の絵力
敷地が広く人が多いと感じさせないのも東寺の魅力かも
外からこんな写真が撮れるけど、この場所を知る観光客はいないので撮影してたのは私だけ

秋の嵐山・大河内山荘庭園に行ってみた

またある秋の日、少し紅葉が終わりかけかなという時期でしたが、あえて人が多いだろう嵐山に繰り出してみました。

嵐山といえば「竹林の小径」ですが、私が行きたかったのはその奥にある「大河内山荘庭園」です。妻と10年前に行ったのですが、それ以降東京暮らしだったので行く機会を失っていました。実は私の密かなお気に入りスポットです。

庭園入り口で外国人夫婦が「1000円払ってまで見たい?やめとこうよ」と言って帰ってしまいましたが、「何言ってんの?Highly Reccomendな庭園だよ!後悔するよ!」と呼び止めようかと思ったほどです。

いいタイミングに行ければこれほど満足度の高い庭はないのではないでしょうか。今回は少しタイミングが遅かったですが、それでも十分すぎるくらい楽しめました。

竹林の小径の入り口。異国に来たかと思ったほど外国人が多い。
途中に神社があり、近くの踏切は撮影スポットです(その写真はなぜか撮らず)
道のりは長い
南天もいい色に
天龍寺の紅葉がすごい
天龍寺に入りたい気持ちを抑えて通り過ぎます
あーこれこれってなりました。結婚式の前撮りをしてる人も多数。
大河内山荘庭園へ。とてつもない広さの庭です。俳優さんって儲かるんですね。
(大河内さんって俳優さんが作った庭です)
お寺や神社とは違う雰囲気の広大な庭、それがいいんです。
銀杏がきれいな場所があるのですが、残念ながら少し来るのが遅かったようです。
まだまだ見頃のモミジが残っていますが、結構散ってしまってました。
散ってたら散ってたでいいんです!
それ用の撮り方があります
なんか京都市内を見渡せるポイントがあるんですけど。ほんとに広い。
真っ赤なモミジ、いつまでも見てられます。
1週間くらい来るのが遅かった模様
水があるとなんかいいですよね
向こうの山もいい、借景ってやつ
いい道だ
ずっとここにいてしまった。
紅葉するのはもみじだけじゃない

以上、2023年の京都の秋を写真で振り返ってみました。いかがでしたでしょうか。行けたのは2か所だけでしたが私にとってはすごく満足度の高い休日となりました。そして写真に残しておいたことで後でもう一回楽しめて幸せです。

私はたまたま休めた日に出かけているだけなので、タイミングを合わせることができればもっときれいな見ごたえのある京都を楽しめると思います!

何も11月だけではありません。赤いモミジの名所があるということは、同時に5,6月に新緑のモミジが楽しめる名所もあるということです。春夏と秋冬では当然京都の雰囲気もがらっと変わります。

ぜひいろいろな季節に京都にお越しください!ついでに「京ゆば三田久」も!

では。


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