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【京都・嵐山】裏ルートで嵐山を散歩したら人が少なくて最高だった話

皆様お元気でしょうか。私はといえば、最近いろいろあり、良くないことというのは頑張っている人にも頑張っていない人にも平等に訪れるので、どうしようもないとあきらめの境地にいます。

先のことを考えて不安になっていても仕方ないので、強制的に頭をリフレッシュすべく、休みの日は家にこもることを一切せず、必ず出かけるようにしています。

緑を見るだけで気分が良くなるからです。自然には癒しの効果があります。

さて最近は家族で嵐山に散歩に行ってきました。電車ですぐ行けて(阪急・JR・嵐電の3路線使えます)、観光地としてかなり整備されていながら自然豊かな感じもある嵐山。京都観光といえば、清水寺、金閣寺、嵐山なのでいつもすごい人です。

GWを明けて日本人の方がいなくなったので、少し落ち着いている京都の街並みですが、それでも人が多いことには違いありません。

嵐山といえば、渡月橋・竹林の小径が有名です。でも、今回はあえてそれらを避けて観光しました。以前行ったときにあまりの外国人の多さに歩くのも大変だった記憶があるからです。

渡月橋、人が多いときは渡るのが大変(阪急利用の人は必ず渡ることになる)
竹林の小径、嵐山といえばここ。
写真撮影スポットとして有名、結婚式の前撮りをしてる方も多数。

そこで、何とか人込みを避けて観光できないかと考えていたのですが、それができてしまいました。

まずJRで嵯峨嵐山駅に向かいます。多くの方が改札を出て左の竹林の小径、渡月橋方面のいわゆる”嵐山”エリアを目指してぞろぞろと歩いていくのですが、京都人の私はあえて逆サイドから出て、住宅街を少し歩き、裏ルートで竹林の小径付近まで行きました。

そして、その日目指したのは祇王寺。駅から徒歩25分くらいあるのでかなりの距離ですが、嵐山の雰囲気を存分に楽しめる散歩ルートなので退屈はしません!

自然豊かな場所で人力車が多数通り過ぎるのも嵐山ならでは

ただし、こどもには退屈で、小学生にも満たない子供たちには距離が長すぎました。「もう。歩けない~」となり、祇王寺まであと3分の距離まで迫って、二尊院に入ることにしました。

”そうだ、京都行こう”の広告にもなった二尊院。もみじの名所
参道はずっともみじが続きます。新緑が本当に美しい。
本堂
本堂の縁側に腰かけて庭を眺めると安らぎます

二尊院はもみじで有名です。参道の砂利道はずっともみじが続き、5月の青もみじは本当にきれいでした。緑に囲まれるとスッキリとしていい気分になりますね。

二尊院は藤原定家が百人一首を選定した地でもあるらしいですよ。私は歴史は詳しくなく、お寺の雰囲気やお庭を楽しんでいるだけなのですが、歴史好きならなお一層楽しめそうです。


ちなみに上の写真、目の前の田畑はわざとこの状態にしてあるらしいです。写ってはいないですが、右手に落柿舎という松尾芭蕉が「嵯峨日記」を記したとされる場所があるのですが、田畑も含めて昔の雰囲気・景色が残るように配慮されているみたいです。

あたりを見回すと人力車の雰囲気もあり、和装で歩いている人もいるのもあって、江戸時代にタイムスリップしたかのように感じます。

さて、裏ルートで巡る嵐山、想定した通り、京都屈指の観光地であるにも関わらずかなり人が少なくてすごくいい散歩になりました。

とても良かったので近いうちに、祇王寺(苔ともみじで有名)にリベンジし、余裕があれば常寂光寺(山の上からの景色がいいお寺)も行ってみたいなと思っています。

竹林の小径、渡月橋を一切見ないという、かなり振り切った観光ルートですが、人ごみが苦手な方はぜひ試してみてください!

では!


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