kyushuuu
誰と未来をつくる
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誰と未来をつくる

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6月。
どうやら隠岐も梅雨入りしたらしい。
雨は少ないものの湿度は急激にあがってきた。暑さと湿気大敵なので辛い、高齢猫の健康管理が最優先なので、もうエアコンを買おうと夜な夜な誓う。

GWってこんなに長かったっけ…
慌ただしい5月を総力戦で駆け抜けて、今はほんの少しだけ宿泊予約が落ち着いている。

忙しさのなかで見落としてしまったこと、次の季節するべきことの洗い出し、スタッフ同士のコミュニケーションや自分自身の学びに時間をつかうことにした。特にスタッフとの対話においては、今週ひとと飲まない日がたった1日しかないほど予定を詰め込んでしまい(2日以上先の約束が大の苦手な自分、やや反省)とはいえ使い古されたノミニケーション文化、誘われるうちが華だと思い、できるだけ参加してみよう(いや、やはり心配になってきた)自分の肝臓を信じることだけで乗り切ろうとしている。

この島に来て実はそんなに量は頂けないビールに耐性がついてきた
ビブラート効かせて吉幾三がやたら上手いフィジー出身の同僚

目の前のひとにちゃんと向き合う

この1週間は特に「学び」に時間を割いていて、こんな感じ。
 ジオパークについて
 Entôの成り立ちやブランディング研修
 海士町の一次産業や行政機関について
 社外講師からのホスピタリティ研修
 リーダー・マネージャー対象の研修などなど…

日々の情報が多くて、うわーーーっとなる予感がしていて。せっかくこれだけの機会を得ても自分自身の準備ができていなければ大切なものを取りこぼすんじゃないか…と少々怖かったので、その時々に出来る限りほかのことは考えないよう努めて集中してみたら、思考の整理が穏やかでとても良かった。
片手間にスマホやPCを見ない、目の前にいる人の声をちゃんと聴く、その程度ではあるけど基本思考グルグルタイプの自分には十分な気を付け方だった。ついでに、色々な情報がまっすぐ流れ込んできて、受け取るものに対する感情のうねりは大きい。

左は元教員の漁師 海士町の食と外貨を支える大敷・定置網漁
おとなり西ノ島・鬼舞展望所から見る定置網漁の仕掛け 海の中にある大きな網の建造物

心がうごく瞬間

片手間では人と向き合わない。
自分では努めているつもりでも、ついよそ見をしてしまう時がある。「あの時ちゃんと話聞いていれば」などと後から反省しても、今日という日がそうであるように誰にとっても時間は有限。それはもう戻ってこない経験になる。
春以降は、なにもなければ交わる可能性が低かった人たちとの交流が加速した。俳人である木割さんとの出会いは正にそうだ。同・異業種の経営者とコトバを交わす場面にも恵まれた。役得とはこういうことかもしれない。大変なこともあるけど、それより面白いことのほうが断然多いのはこの島の気質と、それにうまく乗れてきた自分が在るからかもしれない。

実はそういう人達と対話していると、ふと泣きそうになる自分がいる。嬉野に出張で伺ったときには何度もそんな場面があり我ながら驚いた。

本気で人に向き合うと、こんなにも揺さぶられるものなのか。
もともと情緒的に生きている人間だから別に不思議でないといえばそうなのだけど、たぶん過ぎ去った過去に同時に想いを馳せてしまって反省も混ざるからかもしれない。
どんなに悔いても時間だけは戻ってこない。だから余計にいま目の前で起こっていることを愛おしいと感じられるのかな。知らんけど。

平尾さんの生花 なんでこんなこと出来るんだ…かっこよすぎる
「季語なんか、思い出でええんよ」と教えてくれた木割さんと食べたプリン

あなたとわたし 向き合い方はそれだけ

役得だといいつつ、一方でそんなもの要らんがなと思うこともある(関係各所びっくりしないで…笑)
肩書は、時に窮屈で、人との距離をひろげる障害にもなる気がしてならない。本人は気にしていなくても周囲は案外いろんな見方をしてしまうもの。
「あなた」と「わたし」上司とか部下とかそういうものを見る前に、お互いを知り、その環をひろげていくことでチームができ組織が育つんじゃないのかな。
先日離島した講師が情熱をもって伝えてくれた。浅はかにも分かっていたつもりでいただけで、深いところの理解は足りていなかったことを反省。
改めて他人(ひと)との向き合い方を考えるフェーズにきているのかもしれない。

面と向かって誰かと向き合うことも、自分の内側に問いかけることも、割と勇気がいるし苦しいから妥協しがち。いまいる環境は正直関係ないのかもしれないけど、ここでなら出来る気がするから不思議。正直な人間が多いのも影響しているかもしれない。

同じマネージャー職のふたりと外部講師の方を連れて隣の西ノ島へ。海と空の境目があいまいで、いまここに居る自分たちの関係性に重ねた。
この島では他人と溶け合うぐらいがちょうどいいのかもしれない。



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九州の真ん中にある標高700mの温泉地から隠岐海士町へ観光のその先を考えにきた人です。福岡出身の元仲居。古本屋の店主もやっています。