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スペースX真始動、米PPIからの反応


【教養ニュース】

●再び円安
アメリカ経済が堅調にて、長期金利が上昇したことを背景に円安を誘発。
ドル円は151円台半ばまで円安となった。
アメリカの先月の小売業の売上高が7か月ぶりに前の月を下回った。
しかし、依然として高い水準にあるとの受け止めが広がっている。
従って、アメリカの長期金利が上昇し、日米の金利差が意識されて円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが強固になった。

・円は最弱
ユーロに対しても売られた。
1ユーロ164円台前半まで値下がり。
15年ぶりの円安ユーロ高水準を更新。
日銀が当面、大規模な金融緩和を続けるとの見方が広がっている。
そして、アメリカ経済が堅調との見方が改めて広がったことがきっかけとなって円が売られる展開。
→円が売られやすい状況は当面、続くと見る投資家が増える可能性が高い。

●ナスダック分析推移
・日足チャート分析

レジスタンスライン14139.0、サポートライン12500.0。
アメリカの金利が急落するとともにFRBの目論見通りに2%の消費者物価指数を現在進行中であり、あと1%程度でそれは完了するとみられる。
昨日発表されたアメリカの消費者物価指数CPIであるが、予想よりも0.1ポイント低い状態で結果が示され、前回から0.5%低い消費者物価指数で総合の前年比から下がっていることがわかる。
これを見てFRBにとって交換しされるような材料となったため、利下げのフェーズを重要視するようにマーケットは反応した。
アメリカの株価にとって好感視される内容となったため、2%以上の急上昇し、窓開けする形となった。
短期的なレジスタンスラインを現在その目標値として到達することができた。
問題としてはそのレジスタンスラインを攻略する日であるが新たな材料の支援は必要であると現在を認知する。

●競闘会談
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は、約1年ぶりとなる対面での会談。

バイデン大統領
われわれは競争が争いに発展しないようにしなければならない。
責任を持って管理する必要がある。

習主席
米中関係は世界で最も重要な二国間関係。
両国のような大国にとって、互いに背を向けるという選択肢はない。
一方が他方を変えることは非現実的であり、対立や衝突は双方にとって耐え難い結果をもたらす。
→利害関係は継続するとの見方だが、両国にとって不測の事態に陥らないよう配慮する方針との見方。
期待値的にも良好な関係で継続との見方から中国の株高につながったと想定する。

●インフレ圧力緩和へ

・10月PPI前月比0.5%低下。
インフレ圧力が経済全般で和らぎつつある兆候。
背景として、ガソリン価格の下落が寄与。
しかし、食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比横ばい。

● 10月米小売売上高
前月比0.1%減、市場予想(0.3%減)ほど落ち込まなかった。
13項目のうち7つでマイナス。
家具、自動車ディーラーは減少。
パーソナルケア、食料品店は増加。

●スペースX真始動
・イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースX
急成長を遂げる衛星通信事業スターリンクについて、早ければ2024年後半の新規株式公開(IPO)を検討。
最終的にはIPOを通じたスピンオフを予定。
最終決定はされておらず、スペースXがスターリンクを引き続き保持する可能性も。
→上場が2025年に延期される可能性もあるとの見方。

・スペースXとは
Space Exploration Technologies Corp
通称SpaceX)は、カリフォルニア州ホーソーンに本社を置くアメリカの航空宇宙メーカーであり、宇宙輸送サービス会社である他、衛星インターネットアクセスプロバイダ。
火星の植民地化を可能にするための宇宙輸送コストの削減を目的に、2002年にイーロン・マスクによって設立。



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