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開催レポNo.7【心情把握プログラム】_自分の言葉とは?と思考する習慣について

これまで6回に渡ってお届けしてきました
【開催レポ、心情把握プログラム】も本日でラストとなります。


きょうは、「自分の言葉とは?」「思考する習慣の必要性」についてお話しつつ

最後には、いま改めて一番伝えたい、届けていこうと思っている事を書き記しておきます。


ぜひ
最後までお付き合い
お願いします~!
 



◇前回の開催レポを読む↓



心情把握プログラムのゴールとしては、以下を設定しています。

❶自分の言葉を持つ
❷伝える力を磨く


どちらかというと
❷の伝える力を磨く
に興味のある方が多いんじゃないでしょうか。


けれど

「伝える力」が欲しいなら
「自分の言葉を持つ」ということが
欠かせません


知識やノウハウをいくら習得してもそれはやはりどこかの誰かの言葉でしかないからです。


・なんか違和感あるな

はたまた
・この人の言葉はなぜか心に入ってくる


誰かの表現に触れた時
一度は感じたことがあるんじゃないでしょうか。



意図せずとも
わかっちゃう。伝わっちゃう。
という感じですね。


自分の言葉を持つことで得られる「良い事」は2つある❶


ひとつめは【よく伝わる】

その表現(言葉、デザイン、写真などその人が発するもののすべて)がどんなに整っていなかったり、稚拙だったとしても、よく伝わる。ということ。


つまり
相手の共感を得られたり
行動をしてもらえたりするということです。

「伝える」ということは、「相手に動いてもらうこと」が本質です。


そして、人間は人によって動かされるものじゃなく、自分によってしか動くことができない。という大前提があります。


だからこそ、発信者はありとあらゆる方法を使って、表現をして、行動もして「動きたい」という気持ちを、相手の中に生み出そうとする。


人を動かすためのノウハウ
やり方や在り方は、本屋さんにもネットにもあふれています。


けれど


自分の言葉を持たないまま
色々なノウハウを取り入れても「人を動かす」ことはできないと考えています。


人を動かすって言葉あんまり好きじゃないのはなんでだろう


ここで、そもそも「自分の言葉」って何?
について書かせてください。


自分の言葉とは、自分の意見・主張・考え

自分の意見を持つということはある事柄に対して、自分の中で「解」を持つということ。


実はすごく苦手でした。


なぜ苦手かというと「怖い」から。


「解」を持つということは、
ある立場を選び、
ある立場を捨てる、ということ。


それによって反対側にいる人に攻撃されないか、非難されないか。そんなことが怖くて怖くて…どうしてもグラデーションを選びがちです。


「どっちもあり得るよね~!」
「わかるわかる~」


グラデーションの「解」を否定はしませんし、そう在ることで得られることもたくさんある。事実、わたしはそれが結構好きです。



頭の中で、心の中で、プカプカと漂い続ける。
「解」を出さないことの心地よさのなかで生きている。




でも、それって・・・・・
【 思考停止 】なのでは?とも思うのです。


「解」を出さないことで得られる心地よさと引き換えに
前に進まないという選択をしている
ような気がするんですよね。



どっちもありだよね~~~
で終わるのではなく、
どっちもあり。でもわたしはどっち?




個人でビジネスをしたり、発信を続けていくためには
思考を深め、自分の「解」をひとつひとつ丁寧に選び取っていく必要があるんじゃないでしょうか。


怖いけれど、選び取る。


そんな負荷がかかることをやるからこそ、言葉にパワーが乗り、よく伝わる。ということが起こってくる。

自分の言葉を持つことで得られる「良い事」は2つある❷

ふたつめは【満ち足りた気持ち】

自分の奥底から絞り出すように
ていねいに自分と対話し、思考し、
紡ぎ出した言葉。


もうそれがあるだけで
ものすごーーい幸福を感じられるんですよね~!


・あぁ頭の中がスッキリした
・そうだ!わたしはこれが言いたかった


とっても満ち足りた気持ちを連れて来てくれます。





「自分」と「表現」が
ピタ――っと一致することの
満ちた気持ちって


少し大げさですが
毎日を心身健やかに生き抜くために必要なこと


さらには
自分と一致した言葉外に向けて表現することができたら

相手の感想や反応はどっちでもいい
なんでもいい

思えます


相手の何かが欲しいから
言葉を紡ぐのではなく
自分と一致した言葉を探りたいから紡ぐ。



そんな状態が理想だな~

だれかに認められたり反応をいただくことはもちろんうれしくてありがたいけれど、それだけが目的になってしまうと疲れてしまうから。



これって他のことにもいえる

洋服も、メイクも、お料理も
誰かの何かを期待している状態よりも
その過程がたのしくて自分が一番ウレシイ

という状態がまずあって



結果的に相手が喜んでくれる


こんな在り方が、幸福を感じやすい人の秘訣じゃないでしょうか。


事実

自分の言葉を夢中で探る時間は
何物にも代えがたい大事なひとときだと感じています。


自分のためなのに、相手のためになっている。
それってすごく幸せなことですね。


思考がたのしくなってきたら、こっちのもの



書くことは、カタチのないものに言葉という形を与えること。

言葉にするとき
わたしたちは思考を深めている。


自分の意見(言葉)を持とうとするとき
思考なしに持つことはできない。


ただ、思考することってすっごく面倒なんですよね。人間ってラクしようとする生き物じゃないですか。最新家電やサービスとか見て下さい。もう人をどれだけ考えさせないか、にフォーカスしていると思いませんか?


人間って考えたくないんです。
いちいち。ラクが好きです。


もちろん、大事なところにエネルギーを残しておけるようにってメーカーさんが考えてくれているもの。それは大切に使わせていただけばいい。
でも思考する習慣を意識して確保しておかないと、どんどん思考する力って衰えていくな~って実感しています。



だからこそ、時には他者の力を借りつつ(友達でも家族でも)


○○についてどう思う?
○○についてこう感じているけどあなたはどう思う?


って、答えのないところに答えを出してみる。
そういう取り組みはもっと生活の中にあってもいいんじゃないかと思います。


他者が難しければ、「書くこと」で十二分に思考する習慣を得ていける。


書くことって、ただ書いてるだけなのに
ぐーっと考えたり、自分を見つめる時間になる
んですよね。

それだけじゃなくって、日常のどんな小さい事からも気づきやしあわせを得られたり。

考えて、言葉にして、書いていくこと。

だれでもできるからこそ、じっくりやっていくことで得られるものが多い。
そう思っています。


さいごに




伝えること
言葉にすること
にはいつだって「怖さ」が伴います。


真っ向から否定されるようなこともあるかもしれない。



それでも
伝えてくれる人がいる。
そういう人が世界を変えていく。



だから、伝えたいと願う人を
わたしは応援し続けたい。


伝えることも
考えることもエネルギーがいる
そのエネルギーを少しでも補充できるような存在で在る。



ありがとう、って思います。
たくさん考えて言葉にしてくれて。
その大変さがわかるからこそ。


より、考えられるように。
より、伝わるように。


わたしも楽しんで進んでいきます。
あなたもよかったらお仲間になってくださいね。たのしいですよ。


長文読んで下さって、ありがとうございます!



◆心情把握プログラム開催レポをすべて読む↓https://note.com/kyoumoyoihi_t/m/mcb770f5adcf8


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