第6回学びの広場とアトリエ(作業場)
連載「新しい教育のために学校の空間的環境を変える」の第6回です。オランダのイエナプランスクールの教員研修などをされている、ヒュバート・ウィンタースさんに全12回にわたって学校空間に関してお伝えいただきます。翻訳・解説は、オランダ在住の教育研究家、リヒテルズ直子さんです。
学校教育は、今もまだ「記憶すること」に主眼が置かれる傾向が強い。子どもたちは、教員の言葉によく耳を傾けるように言われ、教員から伝えられた知識を最もよく覚えている子が、テストでも最高点をとるというわけだ。