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父親の介護2 親の性格

2023年クリスマスイブ
 朝、仕事に行く準備をしていると携帯が鳴る。
 父親の往診に来ていただいている病院からである。看護師さんから、父親が目がしょぼしょぼすると電話したそうである。
 看護師さんは、声の調子、痛みの訴え具合から緊急性はないと判断して9時半頃訪問することを伝えたそうである。
 すると、往診センターから連絡すると父親が救急車をすでに呼んだ答えたらしく、そのため私の携帯に報告が入ったと言うわけである。
 
 兄に電話してまた迎えに行くようにお願いし仕事に行った。
 お昼ごろ兄から連絡があり、父親は救急車で運ばれずに自宅のベッドでいびきをかいて寝てきたそうである。
 
 呆れて、あいた口がふさがらんとはこのことです。結局父親は往診センターに電話したらすぐに来てくれるものだと思っているらしく、便利な御手伝いのような感じて電話しているフシがある。
 実は前日の朝に私に電話をかけてきて、淋しいから来てくれ、自殺するなど言うのです。
 デイサービスやヘルパーさんが入り、他人との交流もあり気分は良いらしいのですが、自分の気持ちに任せて、想いを伝えてきたのです。
 京丹後からはすぐには無理ですし、ましてや雪も積もっていました。
 
 介護サービスについての知識も乏しく、ヘルパーとお手伝いさんとの違いなども知りませんから、何でもしてもらえると考えていたのでしょう。
 昔から言ったらすぐにしてもらえないと、相手が慌ててくるように仕向ける悪い癖が未だにあるようです。
 これからも、こんな感じで振り回されるのでしょうね。
 亡くなった母親の誕生日というのに。



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