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京都読書会オドラ 第3回読書会『島とクジラと女をめぐる断片』

第3回の読書会は以下の内容で開催します。申し込みはpeatixで受付しております。こちらからお申し込みください。

【課題本】アントニオ・タブッキ『島とクジラと女をめぐる断片』
【日時】3月31日(日)19時〜
【場所】京都市下京区のカフェ

「居酒屋の歌い手がある美しい女性の記憶を語る「ピム港の女」のほか、クジラと捕鯨手の関係や歴史的考察、ユーモラスなスケッチなど、夢とうつつの間を漂う<島々>の物語。」(河出書房新社ホームページ内容紹介より)

2月10日に開催したウィリアム・フォークナー『アブサロム、アブサロム!』読書会では、複数の語りが一族の歴史をを構成し、徐々に物語が浮かび上がる手法を堪能しました。第3回となる読書会では、「断片的な語りの集積が世界を構成していく」という手法を、アントニオ・タブッキ『島とクジラと女をめぐる断片』を題材に、継続して探求してみます。ただ舞台は、フォークナーのアメリカ南部からは遠く離れ、大西洋沖に浮かぶポルトガル領アソーレス諸島に移ります。ミニマルな物語を通して、風光明媚な島々が浮かび上がってくる様を一緒に楽しみましょう。須賀敦子による翻訳です。

年度末の日曜開催にて、短めの本を取り上げてみました。本文は文庫で120ページほどです。初めての方、歓迎です。ご遠慮なくご参加ください。何か気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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