京都読書会オドラ

京都で小説や人文書を読む読書会です。

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最近の記事

京都読書会オドラ 第4回読書会『ジャッカ・ドフニ』開催案内

第4回の読書会は以下の内容で開催します。申し込みはpeatixで受付しております。こちらからお申し込みください。 【課題本】アントニオ・タブッキ『島とクジラと女をめぐる断片』 【日時】6月15日(土)19時30分〜 「「鳥」という名の少女は海を渡った――。キリスト教が迫害されていた17世紀。アイヌと和人の間に生まれた少女チカップは、聖職者を目指す少年ジュリアンと海を渡る。少女の流浪の人生を描く遺作にして津島文学の集大成」(集英社ホームページ内容紹介より) 前回の読書会 

    • 京都読書会オドラ 第3回読書会『島とクジラと女をめぐる断片』

      第3回の読書会は以下の内容で開催します。申し込みはpeatixで受付しております。こちらからお申し込みください。 【課題本】アントニオ・タブッキ『島とクジラと女をめぐる断片』 【日時】3月31日(日)19時〜 【場所】京都市下京区のカフェ 「居酒屋の歌い手がある美しい女性の記憶を語る「ピム港の女」のほか、クジラと捕鯨手の関係や歴史的考察、ユーモラスなスケッチなど、夢とうつつの間を漂う<島々>の物語。」(河出書房新社ホームページ内容紹介より) 2月10日に開催したウィリア

      • 京都読書会オドラ 第2回読書会『アブサロム、アブサロム!』 開催報告

        2024年2月10日にウィリアム・フォークナー『アブサロム、アブサロム!』の読書会を開催したので報告します。 参加者は2名で、それぞれ岩波文庫と講談社文芸文庫で読んできました。また、初読1名、再読が1名でした。また、2名ともフォークナーの代表作の一つ、『八月の光』はすでに読んでいました。 「傑作」であると同時に「難解」と評されることの多い作品ですが、参加者からは以下のような感想が出ました。 ・何が起きているかチンプンカンプンで全くわからないとうことはないが、話者が交代しな

        • 京都読書会オドラ 『アブサロム、アブサロム!』読書会

          第2回の読書会は以下の内容で開催します。申し込みはpeatixで受付しております。こちらからお申し込みください。 【課題本】ウィリアム・フォークナー『アブサロム、アブサロム!』 【日時】2024年2月10日(土)19時〜 「九月の午後,藤の咲き乱れる古家で,喪服姿のローザが語り出す半世紀前の一族の悲劇.1833年ミシシッピに忽然と現れたヘンリー・サトペンは,無一物から農場主にのし上がり,ローザの姉と結婚,二人の子を得る.そのサトペン一族はなぜ非業の死に滅びたのか? 南部

        京都読書会オドラ 第4回読書会『ジャッカ・ドフニ』開催案内

          京都読書会オドラ 第1回読書会『めくるめく世界』 開催報告

          2023年12月17日にレイナルド・アレナス『めくるめく世界』読書会を開催したので報告します。 読書会は第1回でしたので参加者は全員初めてでしたが、主催者を含め3名が参加しました。お集まりいただきましてありがとうございました。 第1回読書会の課題本はレイナルド・アレナス『めくるめく世界』(国書刊行会)でした。 18世紀に実在した修道士の人生を虚実織り交ぜて語る歴史小説ですが、参加者からは以下のような意見が出ました。 バカっぽい世界観だが、歴史上の人物の登場のさせ方に教

          京都読書会オドラ 第1回読書会『めくるめく世界』 開催報告

          京都読書会オドラ 『めくるめく世界』読書会

          京都にて、オフライン・対面形式の読書会を立ち上げることにしました。 【課題本】レイナルド・アレナス『めくるめく世界』(国書刊行会) 【日時】12月16日(土)19時〜 これが第1回ですので、参加者は全員初めてです。初めての方でもお気軽にご参加ください。 http://ptix.at/ZYprOC 「実在した異端の怪僧セルバンド・デ・ミエル師の波乱に満ちた生涯を元に、全篇を通じて現実と幻想が混淆した途方もない挿話が繰り広げられる奇想天外な歴史小説。キューバの亡命作家アレ

          京都読書会オドラ 『めくるめく世界』読書会