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【開催報告】中小企業の採用力を向上します!アリカタ勉強会Vol.5「成果報告会編」


こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。

今回は最終回、2023年3月8日に開催した「中小企業のアリカタ勉強会」~わかせんと進める伴走型採用支援プログラム・成果報告会編~の様子をご紹介します。

「現在採用しているが課題を感じている」「新卒入社社員の離職率を下げたい」「人事制度の見直しを検討している」という企業の方は是非とも最後までご覧ください。

Vol.1「キックオフセミナー編」・アリカタ勉強会の概要についてはこちら▶
Vol.2「求める人物像の具体化編」についてはこちら▶
Vol.3「人事設計編」についてはこちら▶
Vol.4「募集編」についてはこちら▶


第5回「成果報告会編」開催の様子

第5回は、アリカタ勉強会の締めくくりとなるため、これまで(全4回)のプログラムに参加し、そこで学んだ内容を受けて、現在取り組んでいることやこれから取り組む予定をしていることについて、各社より発表いただきました。


▼当日のプログラム

・はじめにープログラムの確認
・成果発表会(前半)
 (1)アリカタ勉強会に参加する前の採用活動の状況(過去)
 (2)アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)
 (3)今後の採用活動について(未来)
・座談会 ~「これからの中小企業の採用に必要なこと」~(後半)
 (1)アリカタ勉強会への要望「もっと〇〇してほしかった」
 (2)中小企業の採用は〇〇であるべきだ
・最後にーまとめ


はじめにープログラムの確認

まず冒頭では、参加企業に改めて「全プログラムの確認」と「勉強会の目的」「第5回のプログラムのゴール」を説明しました。

プログラムの確認をする様子


成果報告会

アリカタ勉強会に参加する前の採用活動の状況(過去)~アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)~今後の採用活動について(未来)について、各企業より発表していただきました。

▼発表内容

(1)アリカタ勉強会に参加する前の採用活動の状況(過去)
 ・採用目標
 ・これまでの採用活動の状況
(2)アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)
 ・実施した取り組み
 ・実施した結果
(3)今後の採用活動について(未来)
 ・今後の採用目標
 ・具体的な取り組み(スケジュール含む)

成果報告会の様子


▼各企業の発表(抜粋)

[A社/卸売]
 <参加する前の採用活動の状況(過去)>
  ・23卒生3名に内定を出していたが、いずれも内定辞退
  ・新卒採用のスタートが遅れたため準備不足が響いた
 <アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)>
  ・24新卒受入のため年間休日を5日増加
  ・基本給をアップ
  ・支給総額もアップ
 
[B社/保険]
 <参加する前の採用活動の状況(過去)>
  ・今年度中に23新卒もしくは第二新卒で営業事務2人採用
  ・自社HPの採用ページ開設
  ・前年度から引き続き、無料求人サイトに掲載
  ・求人票の記載方法が分からず、採用活動については待ちの状態
 <アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)>
  ・初のインターン実施により1人採用
  ・若手社員2名(SNS担当)による自社の魅力・働き方・仕事内容の発信
  ・新たに無料求人サイトでの採用開始により1人面接希望
 
[C社/教育]
 <参加する前の採用活動の状況(過去)>
  ・将来を見据えて良い人がいれば採用したい
  ・良い人にアプローチしたいと思いつつ、Z世代求職者に会社説明を
   しても以前のような反応が得られないという課題があった
 <アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)>
  ・自社の魅力発信の打ち出し方を変更
  ・SNSの運用開始
 
[D社/福祉]
 <参加する前の採用活動の状況(過去)>
  ・採用は従業員や知り合いからの紹介のみ
  ・採用活動というものをほとんどやったことがない
 <アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)>
  ・応募枠の拡大
  ・ハローワーク・無料求人サイト・業界特化型求人サイトに掲載
  ・採用動画の撮影
  ・合同企業説明会に出展
 
[E社/卸売]
 <参加する前の採用活動の状況(過去)>
  ・ハローワーク、折込広告での求人を掲載していたが、自社が
   求める人物像の応募が無かった
 <アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)>
  ・初めて合説に出展
  ・ハローワーク記載の求人情報を、勉強会で整理した自社の
   求める人物像へ変更後、その後2名応募があり、1名採用に至った
     
[F社/伝統]
 <参加する前の採用活動の状況(過去)>
  ・1~2名の採用を検討、無料求人サイトと有料求人サイトに掲載後、
   1名採用
 <アリカタ勉強会参加以降の採用活動の過程・結果(現在)>
  ・新たに無料求人サイトへ勉強会で整理した自社の求める人物像を
   明記し、応募者10名よりお問合せがあった


座談会(後半)

 各テーマについて、フリップボードを使用し、記載の上、発表していただきました。

[テーマ(1)]アリカタ勉強会への要望「もっと〇〇してほしかった」

<1.良かった点>
 ・伴走してくれるわかせんスタッフの熱意・対応が良かった
 ・異業種の採用状況を知れた、違う観点の考え方を知れた、アドバイスが
  もらえた
 ・アリカタ勉強会に参加してから採用手法を変えたが、社内で自社の採用への考え方が浸透した

<2.もっと○○してほしかった>
 ・プログラムの期間が短かった
 ・面接など他社の実践内容が見たかった
 ・他社の成功事例などあれば知りたかった


[テーマ(2)]中小企業の採用は〇〇であるべきだ

・良く見せたい気持ちはあるが「ありのまま」で良いのではないか
・基本的に会社規模は小規模なので「アットホームで家族みたいな感じ」になれれば良いと思う
・良い部分も悪い部分も含めて「私たちを知ってもらう」
・常に向上心を持っている仲間を集めて、みんなで「将来性」のある会社を目指す
・業界によってはイメージが先行しているため「業界PR」をするべき



上記のテーマ(1)(2)を踏まえて「これからの中小企業の採用に必要なこと」とは何か考えました。

・入社後のイメージを見せてあげる(中小企業でもやっている業務はすごい・未来に残せる仕事であるなど)
・既存スタッフのフォロー
・会社の業界の将来性や仕事の楽しさをわかってもらう
・全社員が同じ思いを持つ
・会社の方向性を正確に示す


最後にーまとめ

1人1分程度で振り返りの共有をお願いしました。
 
テーマは「今回のプログラムを終えて明日からどのように行動をしていきますか?」というもの。

[A社/卸売] 新入社員と既存社員をそれぞれフォローしていき、社内研修制度を充実していきたい
[B社/保険]アリカタ勉強会に参加して採用方法の手法を知ったので、今後も採用を行っていきたい
[C社/教育]自社の将来性を明確にし、発信していく
[D社/卸売]SNSを若年層に発信していき、自社の広報と採用を行っていきたい
[F社/伝統]新入社員の定着にむけて、社内制度に取り入れていきたい


最後に


いかがでしたか?
 
第1回の「キックオフセミナー編」から始まり、計5回のプログラムを行ってきました。読者の皆さまも、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

これまでご紹介してきたワーク等は、自社にて応用できるものかと思います。採用でお困りの企業の方は、是非とも、今回ご紹介した内容を元に自社のPRや求人内容を見直してみてください!
 

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