スヌーピーミュージアムで強く感じた シュルツ氏の願い
スヌーピーミュージアムへ、行ってきた。
私は、今まで文章に何回も書いているけど、スヌーピー大好き人間。そんな私がまだミュージアムに行っていないことに、はたと気づき、すぐさま予約を取って参上!
建物には、しっかりスヌーピーが。そして、すぐ下には、これ。
『PEANUTS』の生みの親、チャールズ・M・シュルツ氏。実は今年、生誕100年!(2000年2月に77歳で亡くなっている。)ずっと前からスヌーピーが存在しているので、ちょっと昔の人かななんて思ったけど、実は、まだ最近の人なんだ・・・と実感。
中に入れば、ウエルカム・ムービーで、メンバー総出のお出迎え。部屋のいろいろ場所から、にこやかに飛び出すから、楽しい。見ている私まで、楽しくなってきたので、その場で3回も、見てしまった。
中は、スヌーピーをはじめとする、メンバーの紹介などなど。性格や、誕生秘話など説明を読んでいるだけで、面白かった。私も知らないメンバーもいて、へえ~と思ったり。シュルツ氏自らが描いた、漫画の原画も展示されている。
ちょうどこの時、『Laugh and Smile 企画展 しあわせは、みんなの笑顔』が行われていた。「笑って 笑って 吹き飛ばせ!」「大笑い健康法」「しあわせは お日様を背中であびること」「ありえないほど小さくて大きなしあわせ」など、漫画のタイトルを見るだけで、ほのぼのとする。でも、それでいて、強いメッセージを感じずにはいられなかった。
誰もが、どんな時でも笑っていたら、幸せなのだ・・・。
笑えない状況の時でも、笑う。困難の中にいても笑う。世界中の人が、笑うことを忘れなければ、平和で幸せなのだ・・・。
世界で大変なことが続いている今こそ、シュルツ氏は『PEANUTS』を通して、訴えかけたかったのではないだろうか。
1950年から始まった『PEANUTS』の新聞への連載。亡くなる1か月前まで、ペンをとり続けた。なんと50年にわたる連載!まさに、『PEANUTS』はシュルツ氏の人生そのものだったのだ!
亡くなったのは、最終回が掲載される前日。事前に準備されていた『PEANUTS』キャラクターへの愛情と、読者への感謝の言葉が、シュルツ氏の訃報と共に、最終回に掲載された。
なんという、見事な人生の引き際!
今回のミュージアムの訪問で、改めてシュルツ氏の人生に対する思い、平和への願い、『PEANUTS』にかける強い情熱が、私の心にストレートに突き刺さってきた。スヌーピーたちは、もはやかわいいだけではない・・・のだ。『PEANUTS』メンバーを通して、シュルツ氏は今でもずっと、メッセージを送り続けているんだな。
この楽しそうな笑いの中にも。
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