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思わず毎回声援を送りたくなった韓国ドラマ『ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル~』

韓国ドラマ『ブラックドッグ 新米教師コ・ハヌル』を見た。

タイトル通り、高等学校国語科で女性非正規雇用の教師コ・ハヌルの成長を仕事を通して描いた作品。

私が知らないだけかもしれないけど、全員が初めてお会いする俳優さんたちのこのドラマ。だから余計に興味がわいたし、毎回見るのがとても楽しみだった。

そしてハヌルだけでなく、周りの先生たちとの交流や生徒たちの触れ合いも、とても新鮮。それは、あるときは心温かく、あるときは砂漠に乾いた風が吹いている、そんな感じ。

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             コ・ハヌル先生

最初こそは、コネ利用の非正規教師だと、周りから散々言われ続けていたハヌル。でも、持ち前の負けん気と実力で、見事にその壁を打ち破る。少しずつ、他の先生の心を溶かし、ハヌルは学校にとってなくてはならない存在に。人の心は、少しずつでも変えていけるのだ。

そして所属する進学部の先生たちと、共に悩み、笑いながら、生徒のことを第一に考える姿に、ハッとさせられた。とりわけ、進学部長のパク先生の存在は、同じ女性として、先輩として、多くのことをハヌルに示す姿には、目が釘付けになった。こういう前向きでエネルギッシュな先生がいると、一瞬にして場も変わり、「頑張ろう、やってみようオーラ」が漂う。

嫌えばすべてが雑草に 愛でれば誰もが花となる

心に残る言葉だ。忘れないでいたい。

『ブラックドッグ 新米教師コ・ハヌル』は、韓国の教育や、学校内部のことが細かく取り上げられていて、新しい発見が多かった。(日本と似ているところも多い。例えば、放課後、生徒たちが掃除するところとか)

どうアプローチしたら、生徒の心に響く授業になるのか真剣に考え、先生同士で討論し、授業を作り上げる。生徒の成長や言動に一喜一憂しながらも、生徒オンリーの、この愛情。

国は違っても、生徒たち、保護者たち、先生たちが考えることは皆、同じなんだな。

コ先生は、今日も新しい生徒たちと、楽しみながら教えているんだろうか。教える立場にいる私も、見ていて考えさせられ、元気にもなれるドラマだった。






・画像は、ネットからお借りしました。



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