この1年の振り返りと最大の心残り

日本語学校での最後の授業&卒業式が終わり、ちょっとホッとしているこの頃。(いや、気が抜けている？)

この1年振り返ると、まずは、コロナ禍で様々なことにトライ&エラーの連続、それに伴うバタバタ感が半端なかった。

話は変わるが、私はいつも自分の最終授業の時には、学生達にアンケートをしている。

自分がした授業(文法や聴解、クラス活動など)それぞれについて5段階で評価+良かったところ、改善点、感想など自由に書いてもらっている。

皆、なかなか鋭い指摘をしてくれていて、自分の反省の助けにもなるし、また今後、違ったアプローチをするときのヒントにもなるので、不可欠といっても良い。

とにかく学生達からのどんな意見、感想であっても、ありがたいものなのだ。

それが。

最後の授業は、本当に時間がなく、学生達に、「皆さん、幸せになってね!」と一言激励で終わり、卒業式に突入。

アンケートをやる間もなかった。

このことが残念でならない。コロナの状況下でこそ、学生達の率直な声が、考えが聞きたかったのに。

どう自分の授業を受け取ってくれているのか、全く見当がつかない。これから、どういった点に気をつけていけばいいのかも、わからない。

う〜ん…　　このことだけが唯一の心残り。自分なりの振り返り、反省だけするしかないか…

日がたつにつれ、ますます強くなる残念な思いにかられている私だ。

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