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がんばる海の担い手支援事業

先日、地元の新聞でこういった記事が書かれていました。

”「がんばる海の担い手支援事業」補助内容を大幅見直し”
”年間120万円→300万円に増額”

そう、つまり漁業者確保へ独自制度を改正して、受け入れ体制拡充を目指そうというものです。

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詳しくはこちらのサイトから確認することができます。

こういった一次産業への補助は新規参入の障壁をなくし、産業を持続的なものにしていくためにとても必要なこと。

岩手県陸前高田市では震災以降、漁業の担い手が減ってしまった分、養殖では良質な漁場の確保を生産者がしっかりとできるようになり品質が向上しました。津波で海底が巻き上げられクリーンになったことで、水質が向上したことにもよるのかもしれません。

街がごっそり全て流されまっさらになってしまった分、今や10年前までの陸前高田の気風とは打って変わって、なんでも受け入れられる気風があります。慶應の学生団体や県内外から新しく移住してくる人々などによって、新たな産業をつくろうと被災地の中でも特に活気付いています。

道路も建物も常に工事中で、地元の人でもよく迷います。半年に一回地元に帰ろうものならば知らない間に山が削られて無くなっていたり知らない道路や建物があり変わりゆく景色に驚かされます。

相変わらず大自然に溢れていることには変わりないですが、ここ最近コロナの影響もあり田舎への移住を考える人は少なくないことでしょう。来る東京大震災や南海トラフを考えれば尚のことです。
田舎は仕事がないとは言われることが多いですが、それは都会も同じです。
自然に関わる仕事がしたくたって都会じゃなかなかできません。

就職脳ではなく、仕事はつくっていくものとの認識であるべきです(就職に対する否定ではありません)。
もちろん、それにも知識が必要ではありますが…。

新規でも良し、後継でも良し、時代に対応しながらその”資源”を活用していくべきです。

復興とは”リメイク”。新興でもなければ復元でもありません。
復興だけでなく仕事全般に言えることかもしれませんが、
どんな事業でも、時代に対応していかなければ座礁してしまうことは火を見るより明らかです。

正しい”ところ”に投資をする。

つまるところ、漁業の担い手を陸前高田市は求めているわけです。

こうした支援制度は存分に活用して、移住のススメではないですが、海で生きるという生き方も考えてみてはいかがですか、というところでまとめて終わります。

まちづくりや海が大好きで興味のある人は是非!
こちらの市のサイトからも確認できます。

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