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vol.5 『主体性を重視しておかした失敗』

私はかつて、子ども達が自ら考え行動する手法を学級経営に活かした実践を通して、講演活動やチームサポートなどをしていました。
今でもそのノウハウを活かして学級経営をしています。

しかしながら、そんな中で私が犯した失敗があります。
それは…

主体性をやらせていたことでした。

自主性と主体性の違い

自主性と主体性はベクトルは同じですが、異なる部分があります。
自主性は、決まっていることややるべきことを自らの判断で行動すること。
主体性は、自らの意志や判断に基づいて、自らの責任のもとで行動することを指します。

子どもから学んだ主体性の履き違え

とある学級を担任することが決まり、私は例年通り自ら動き出す学級経営に取り組もうとしました。
ところが!子ども達は質問ばかりしてきます。
「失敗しても良いんだよ。挑戦することが大事。だから、ミーティングして考えを共有して、みんなで考えて行動すれば良いよ!」

それでも、子ども達は質問ばかりしてくる。
挙げ句の果てには批判をし合う上に、登校をしぶる子どもすら出る始末。
これは困った困った…

子どもを見守る、任せる、自分達で考えさせるだけでは、主体性の育成に繋がらなかったのです。

そんな時に見つけた解決策が…

脳神経外科の観点からみた心理的安全性の確保でした。

心理的安全性に重点を置いた私は、主体性を育成するために、自主性のマネジメントをすることにしました。

自主性の長さや太さ、範囲や裁量をマネジメントしたのです。
詳しくは次回をお楽しみに♪

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