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vol.12 『心理的安全性って自らもつくれるよ』

人間の脳は、心理的安全性により前頭前野の部分が活発になることで、アイデアが生まれます。
前回の『vol.11 出さない出せない子どもの育て方』の様に、他律している子どもはストレスに弱く、結局そのご自身も場の心理的安全性を脅かす存在になります。

それでは、誰の何が心理的安全性を脅かすのでしょうか?

ストレスは自分自身がつくってる

ストレスって脳で生まれます。脳は人によって千差万別なので、同じ現象であっても感じる人と感じない人がいます。
もちろん、誰しもがストレスを感じる環境もありますが、そのストレスが嫌でいじめる側にまわるのは、ストレスは自分自身が生んでいることに他なりません。
つまり、ストレスは自分自身の環境や考え方次第でコントロールできるのです。
体や心を壊すほどのストレスがあるなら、環境を変え、プライドを捨て、楽しい人生を選択肢すれば良いのです。

他人と関われるからオキシトシン的幸福がある

他人と関わると邪魔くさい事多いですよね。
だから1人でやった方が楽なのですが…
1人でできることに限界があります、
結局、人は他人からの親切や愛情でオキシトシン的幸福を得る事ができます。
一見何もかも大人にしてもらう子どもは、してもらうことで、その瞬間にはオキシトシン的幸福は得られるでしょう。
しかし、それは他律的であり、自ら関わり他人と共創することで得られると、自ら心理的安全性が確保できるのではないかと考えています。

結果よりプロセスではなく、結果があるプロセスを認め励ます

よく結果よりもプロセスをほめようと聞きます。
実際その考え方の学級では、不登校、遅刻、自信がない子が多く見受けられます。
だから、レベルを下げて褒める悪循環が始まっています。そうしないと成り立たない非常に他律的な集団です。
結局どこかの段階で、社会の現実を突きつけられた時、そこ子は一気に自信をなくし他人のせいにします。
「だって、素晴らしい!って言ってたじゃん!」

自己肯定感を上げて、自信をつけるのは自分自身の結果です。
自分が欲しい結果を手に入れられるかどうかです。

しかしながら、結果を得るには果てしない茨の道…
今歩んでいる道があっているのか、この見通しの無さが心理的安全性を脅かします。
ならば、その道筋を見せてやるのが大人の役割であり、その道が誤っていることに気付けた時に、一緒に共創するのが大人の役割ではないでしょうか。

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