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教員採用試験は不安だし何から始めたらいいのかもわからないならちょっと読んでみてほしい話

教員採用試験を受験する予定だけど、これまで勉強をあまりしてきていないし、何をやったらいいのかわからないし、どうやったらいいかもわからないと思っている方がいたら、最初にちょっとだけ、こんなお話しをしたいなと思って書いてみました。


はじめに

私と受験生とのやりとりの中で、よく耳にする言葉、それは「不安」と「心配」です。
何が不安で、何が心配なのか。
それは人それぞれですが、「不安」や「心配」があると、人の心は不安定になることが多いですね。
私もそうです。

教員採用試験に対する不安


はるか前の話ですが、私も教員採用試験を受験すると決めてからは、常に受験に対する不安がつきまとっていました。
何が不安なのかといえば、合格するかどうかが不安でした。
受験もしていないし、受験勉強をしていても、ずっと不安がつきまとっていました。

これは覚えたけれど、あれがでたら答えられない。
ここは出ないっていうけれど、受験する年から出題されるかもしれない。
四字熟語なんて、山のようにあるけれど、全部覚えられない。
三角関数は苦手だし。
それに、ほとんどの受験生は、国立大学生だし。

そんなことは、考えたって仕方がないのに考えていました。
わかっているんです。
でも考えてしまう。
そして不安になる。
不安のスパイラルにはまります。

不安のスパイラルにはまり続けないように


その不安のスパイラルにはまっていた年、私の一次試験は不合格でした。なんだかとても嫌な気持ちになりました。
自分に対してです。
勉強不足という実感があって、気持ちも、方法も何だか納得がいかず、結構難関だった当時でしたが、もう一度だけ自分が納得する形で受験をしたく再受験をしました。

この再受験の際に、自分がとった方法をお話していきます。

不安をなくすために

初受験の時、私は勉強ができていないという不安のスパイラルにはまり続けていました。
不安を感じていたのに、それを解消する方法が、よくわかっていなかったと思います。
「不安」→「自信がない」という形で受験となりました。
再受験の際は、「不安」→「自信をもって受験」に変えようと思いました。

「不安」→「自信をもって受験」のためには、勉強をするしかありません。

勉強をするには、勉強量を多くするだけではなく、勉強の仕方も考えなくてはと思い、自分の弱点を知ることから始めました。

まず最初に私がしたことは、自分は何ができないのかを知ることでした。

あの時の自分と同じ不安

「自分は現時点で勉強不足だから自信がない」
これまで、私がやりとりをしてきた受験生の方々の、教員採用試験に対する不安の中で、ダントツ多いのがこれです。
これまで全然勉強してきていません。
勉強が苦手でした。
教職科目(大学の授業)をサボっていました。

勉強不足だから合格点に達することができるかが「不安」「心配」というものです。
初回受験の時の私と全く同じです。

周りの人と比べてしまい不安


地元大学生が多く受験する場合で、採用人数も少ない場合は、「友だちがライバル」のようになってしまい、自分の方が勉強が足りてない気がして不安になるというケースもあります。
人との比較で不安になるという場合ですね。
人との比較で不安。
これも初回受験の時の私です。

勉強をする

これまでの勉強量が足りないと感じていても、人と比較して不足感を感じても、自分の実力がつけば、不安は少なくなっていくと考えられます。
勉強をすればよいということですね。

しかも、その「勉強」は、自分に最適な勉強であることが超重要です。

自分は何をどう勉強するかを正しく把握すること
これがとても大切ということです。

一般論でも、あの人がしていたからでもなく、自分に必要な勉強が何かを知ること。

教員採用試験は不安だし何から始めたらいいのかもわからないと思ったら、まず、自分に必要な勉強が何かを知ることから始めてみるということを、私はおすすめしたいです。


(©ねこのーと)



自分に必要な勉強が何か、つまり、自分の弱みを把握するためには、たとえば、過去問を数年分解いてみるのも一つの方法です。

どのような方法でも構いません。

この記事のまとめ


教員採用試験を受験する予定だけれど、なんか不安だなあ。そもそも一次試験が合格できるか心配だし。
そう思っている方に私は、

①一次試験が合格できるか不安なんだよね。一次試験の範囲が広すぎてできそうにないって思っているんだよね、などと自分の不安を受け止める。
②その不安を和らげるために、できることのひとつは、勉強することだと自分に確認してみる。
③勉強を始める。(その最初が現時点でどれくらいできるかの確認)

まずは、こんな風に始めてみてはどうかなと思っています。
問題を解いてみて、何もできなくても心配せずに、今の自分を知るためだけにやってみましょう。

そして、この科目はすき、すきじゃない。
この科目はできるものがある、これはまったく何が何だかわからない。
そういった「やってみて感じたこと」をメモしておきましょう。

できなかったけれど好きな科目は、きっと伸びしろが大きい科目です。

できるけれど好きじゃない科目は、勉強の仕方を工夫すれば大丈夫。

箸にも棒にもかからない科目は、これから伸びていくばかりで楽しみですね。

動くこと、やり始めることで「不安」は小さくなっていきます、きっと。

教員採用試験の受験勉強を始めようと思うけれど、なんだか不安だし、何から始めたらいいのかもわからないという方が、そっか、じゃあ過去問でも解いてみようかななどと、楽しい気持ちになってくれたらいいなと思っています。

この記事はよく読んでいただきました。へなちょこな初任の時期のエピソードです。


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