教育法規は重要条文を覚えていくのがいいけれど、これもありだよね。
教育法規を条文ごとに覚える方法。
シンプルで、うっかり抜けてしまうということも少なくて、いいなと思います。
トピックごとに覚える方法は、トピックそのものを理解するには、もってこい。
それぞれによさがありますね。
もちろん両方やっても、別の方法でやってもいいと思います。
どの方法がよいかは自分次第。
自分がやりやすければ、それが「よい方法」。
「個別最適な学び」ですね。
今回は、トピックごとだったら、こんな風なまとめ方もあるよというお話です。
教職教養は教育法規から
教員になるにあたって、教育法規はとても大切。
出題しないという自治体はおそらくない(私の知る限りでは)と思います。
教育法規は、法規なので「覚える」という勉強法で、確実に得点につなげることができますよね。
ですので、私は、まず教職教養の勉強は、教育法規から始めるのがよいと思っています。
そんな私は、教育法規をこんな感じで教えています。
重要教育法規はこれ
まずは、基本として押さえたい法規名はこちらです。
重要条文だけをピックアップ
法規名だけを並べると、たくさんありそうで怯んでしまいますが、心配はいりません。
法規は、出題されやすいものがわかりやすいからです。
公立学校教員の選考試験なので、それに関することを覚えればよいということですね。
そう考えると、重要法規から重要条文をピックアップしていく、という勉強が適している感じです。
法規を初めて勉強するときは、やはりこの方法が取り組みやすいかなと思います。
私もまず最初は、重要条文をピックアップし、解説していきます。
トピックごとにまとめる
重要条文をピックアップしていくと、法規の体系がみえてきます。
全体像でいうと、こんな感じですね。
この図の具体例としては、以下のような感じです。
憲法26条は、憲法の中でも重要条文で、よく出題されます。
憲法、教育基本法、学校教育法、どれも似ているので、混同しやすい条文でもあります。
「教育を受けさせる義務」「義務教育の無償」というトピックでまとめたものです。
服務でまとめる
そのほか、トピックでまとめるとわかりやすいのは服務です。
『服務』とは公務員の勤務についての規律のこと。
義務と行為の制限については、『職務上の義務』と『身分上の義務』が規定されています。
ちなみに身分上の義務は、勤務時間外も制限されていますよ。
「ねこのーと」では、このようにまとめてあります。
この記事のまとめ
教育法規は、大事な条文をピックアップして覚えていくだけでもOKだし、トピックを立てて、まとめるのもありだと思います。
覚える=暗記というイメージがあるかもしれませんが、教員採用試験で覚える法規は、具体例を想像しながら覚えることができるものも多いです。
楽しく取り組める方法をみつけて試してほしいなと思っています。
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