グルメ愛好家の実態
今朝はグルメ会仲間で朝食コースを食べに恵比寿へ。予約困難店らしく、昨年の11月くらいに予約してもらい、朝も早よから行ってきた。
こちらは鮨屋さんが営んでいるお店で、朝は朝食のコース料理、夜はバー営業とのこと。鮨屋だからこその目利きによって選び抜かれた素材は、それぞれの良さを生かして調理される。どれも新鮮で、唸るほど美味しかった。
(お店についてはまた今度紹介します!)
朝食とは思えないほど腹パンになるまで食べた。しかし、余計なものを使っていないからか全く胃がもたれない。良質で丁寧な料理は体に優しい。
私にはいくつかコミュニティがある。
グルメ会はその一つだ。
8年前くらいに出会ったグルメ愛好家の方が、定期的に予約困難店や会員制レストランのグルメ会に誘ってくれる。行けるときは月1回、多いときは2回参加し、美食に舌鼓を打つのが密かな楽しみだ。
その方やご一緒する方とはグルメ会でしか会わない。
グルメという共通項で盛り上がるけどその場で完結し、それ以上は踏み込まない。
お互いのことを全く話さないわけではないが、他愛のない会話でその場を楽しむ感じ。パーソナリティを知ることよりもその日の料理を楽しみたいから、突っ込んだ話はあまりしていない気がする。
このさっぱりした感じが個人的には好きだ。
一般的に、こういうコミュニティは自分の推しについて熱く語る傾向がある。しかし、グルメ会に参加する方はお気に入りのお店はあるものの、美食全般が好きだから特定のお店だけに夢中になることがない。1店舗だけに肩入れしていないところがフラットで好感を持つ。美味しいものは全てウェルカム!という感じがまた人間らしくて良いじゃないか。
また、美食を追求する姿勢もいい。
今日参加した10人中3人は今宵もディナー会があり、またもやコースとのこと。グルメ会は体がスリム・ふくよか関係なくエンゲル係数が高い人が多い。
「あと6時間あるから消化する。問題ない」
と当たり前のように言う彼らに尊敬の念を抱く。ここまで美食を求め、極める姿はただただかっこいい。
でも私にはできない。食いしん坊だけど最近体がついてこない。ハシゴできるくらい食べられる彼らに憧れる。
と言うものの、私も今宵は知人のパーティーへ。きっとそこでたんと飲んで食べて酔っ払うのだろう。コース料理ではないものの、私も十分エンゲル係数が高い。やはり類は友を呼ぶ、だ。
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