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【エッセイ】夢の時間

昨日は地元の大イベントの司会、今日は氏神様のお祭りで行われた抽選会の司会を務めた。前者は春くらいから決まっていて、後者は先々月くらいに決まったもの。どちらも前から決まっていた。

当日を迎えるまでは打ち合わせや各所とのやりとりが多く、時間が過ぎるのが遅く感じられた。スローリーで、本当にやるのか?と思ってしまう。しかし、いざ始まってみるとあっという間に時間は過ぎる。

司会業は目の前の変化に追いつくために柔軟な対応が求められる。頭フル回転で臨機応変さが必要だが苦ではない。めくるめくる変化に対応できる自分に少し酔うことができる。対応できるたびにやりがいを感じられる。

そんなやりがいをこの2日間は感じられた。始まってからどんどん変わって、なんとか無事に終わった。終わってから楽しかったなぁと思える。夢みたいにあっという間だった。束の間すぎて少し切ないくらいだ。でも、夢の時間なんてそんなものかもしれない。

明日からまたいつもの日々が始まる。日常をしばらく過ごした後に、また新しい夢のような時間を迎えられるのかもしれない。

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