沖縄の死亡原因第1位のがんを予防する3つの習慣
今回は、がんを予防する3つの習慣についてお話しします。
沖縄の死亡原因第1位の「がん」
日本全体で見ても3人に1人がガンで亡くなっており、とても恐ろしい病気です。
死亡率が高く「絶対にがんになりたくない」と思う方も多いのではないでしょうか?
そんながんを予防する方法があったら知りたいですよね?
今回は、がんを予防する3つの習慣をお伝えします。
3つの習慣を身につけることで、がんを予防し幸せな生活を目指すことができるのです。
沖縄のがん患者の現状
まずは、沖縄のがん患者の現状からお伝えします。
沖縄でのがん罹患数は8,349件(男性:4,553件、女性:3,796件)でした。(2018年)
沖縄全体での死亡数は、12,509件となっており、死因順位は第1位がん、第2位心疾患、第3位脳血管疾患となっているのです。
そのうちがんによる死亡数は3,271件となっています。(2019年)
なんと!沖縄県民の3人に1人もがんにより亡くなっている計算になるのです。
中でも大腸がんは男女ともに死亡数が増加している傾向となっています。
大腸がんが増えている原因は4つあります。
・肥満
・運動不足
・加工肉の食べ過ぎ
・過度の飲酒
以上4つが関連しているのです。
そんながんを予防する習慣を次の項にまとめました。
引用:https://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/hokeniryo/toukei/vsa/r1/documents/r1jinkoudoutai.pdf
がんを予防する3つの習慣
がんを予防する3つの習慣は以下の通りです。
加工肉・赤身肉を減らす
タバコをやめる
お酒を減らす
「え?当たり前のことじゃん?」と思われるかもしれませんが、この3つががんを予防する習慣なのです。
1から順に詳しく解説します。
①加工肉・赤身肉を減らす
皆さんはIARC(国際がん研究機構)をご存知でしょうか?
世界におけるがん研究のトップであり、人に対する発がん性分類を発表しています。
その研究で、加工肉は発がん性の最も高いGroup1に分類され、赤身肉はGroup2Aに分類されているのです。
Group1に関しては、この後お話しするタバコやお酒と同じグループであり、最も危険なグループとなります。
さらに加工肉は沖縄で最も多いがんである大腸がんの原因ともなっているのです。
ハムやベーコンなどの加工肉を1日50g食べると大腸がんになるリスクが18%も高まると報告されています。
沖縄は戦後、アメリカからハンバーガーやスパムなどの加工肉の流入が増えており、食の欧米化が急速に進行しているのです。
加工肉を取りすぎないよう気をつけましょう。
②タバコをやめる
タバコを吸う人は吸わない人に比べて男性で1.6倍、女性で1.4倍もがんになる確率が増加することがわかっています。
タバコはIARCの発がん性分類にてGroup1に分類されており、最も危険なグループとなっているのです。
タバコで一番イメージしやすいのは肺がんだと思いますが、肺がんだけでなく「喉頭」「肝臓」「食道」など様々な部位にがんが発症される危険性があります。
また、禁煙期間が長くなるほどがんのリスクが低くなるので、なるべく早く禁煙することをオススメします!
③お酒を減らす
沖縄と言えばよくお酒を飲む県で有名ですよね?
他県と比較して、飲み会で大量にお酒を飲むのが当たり前の沖縄。
僕もお酒が大好きで、大量飲酒していました。
そんな飲酒もがんの発症に大きく関係しているのです。
1日あたりのアルコール摂取量が46g以上の飲酒で40%程度、69g以上で60%程度がんのリスクが上昇することがわかっています。
飲む場合は、1日約23g程度が推奨されているのです。
23gがどれぐらいの量かというと
日本酒1合
ビール大瓶1本
泡盛1合の2/3
となっています。
しかし、残念なことに東京大学の2019年の研究では、たとえ少量の飲酒であってもがんのリスクが高まることが報告されました。
僕は、お酒が好きだし飲酒を全くしないのは耐えられないので、たまに飲むように心がけています。
がんにならないためにも、お酒を減らしましょう!
まとめ
今回はがんを予防する3つの習慣についてお伝えしました。
がんを予防する習慣は以下の3つです。
加工肉・赤身肉を減らす
タバコをやめる
お酒を減らす
上記の3つは最も発がん性を増加させる習慣となります。
死亡率の高いがんにならないためにも、3つの習慣を実践しましょう。
3つの習慣を実践することで、健康で幸せな日々を送ることが出来るのです!
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