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52才バツイチ女の、お気楽ひとり暮らし日記 #3『暮らしもギャップ萌え』

ひとり暮らしを始めて顕著に変わったのは、「キッチンに立つ時間」。

子どもがいたときは、自分が食べたくなくても毎日ちゃんと作ってました。でも今は、作りたくなければつくらなくていい…パラダイスや~。

先日、ツイッターで仲良くなった友達が「子育て卒業祝いしようぜ」と誘ってくれて、人生で2回目の『アフタヌーンティー』へ。

大阪本町「セントレジス」にて

あの…わたくし、アフタヌーンティーがよく分からんのです…

あれって、ランチを普通に食べた後だと、絶対入らない量ですよね。
では、あの甘いものをランチ代わりに食べてるんですか?皆さんは…

で、調べましたよ「アフタヌーンティー」について。

アフタヌーンティーとは
「1800年代中ごろに、イギリスの貴族の間で始まった。
当時、貴族の食事は朝食と夕食の2回。そのため、空腹を解消するために夕方4時ごろに軽食を食べるようになったそうです」

だろうね。

私は日本の平民なので、日常でアフタヌーンティーをたしなむのは無理そうだ。

イチゴのフェアやってました。

50代のオバサンと、このイチゴの組み合わせがシュール過ぎる。
「かわいい~♡」と黄色い声をあげることすら、はばかってしまう。

となりのテーブルには、ワンピースを着たアラフォーと思しき女性2人組が、あらゆる角度からケーキとの自撮りを楽しんでおられた。

そう、アフタヌーンティーって、映える写真を撮りたい人がたくさんきているイメージ(偏見がすごい)。

”早速、インスタのストーリーあげてるんやろな…” などと思いながら、イチゴを頬張る。

友達が突然、「飾りのこのトランプ、持って帰っていいんですか?」とウェイターを呼び止めた。

「…できれば、持って帰らずに置いておいていただきたいです…」とのお返事。

彼女は、なぜそのトランプを持って帰りたいと思ったのだろう。
見ていてめちゃめちゃ面白かった。

ホテルを出て心斎橋PARCOに移動し、「神乃珈琲」でコーヒーをしばく。仕事、家族、恋愛などなど、色んな話をして家路についた。

夜、お腹はそこまで減ってないけど、やっぱり何かは食べたい衝動にかられるのが50代。そんなとき、私はいつも「納豆トースト」と決めている。

※納豆苦手な方は映像ご注意

【納豆トーストの作り方】

❶食パンにマヨネーズを塗って、納豆を乗せる(タレを入れて)※雑でいい

➋スライスチーズを乗せる ※雑でいい

❸トースターで焼いて完成。※雑でいい

昼間、洒落たホテルでアフタヌーンティーをキメていた奴とは思えない有り様だ。
これが現実。これぞギャップ萌え。(ちょっと違うか)

インスタやTwitterなど、SNSで見る情報は、どれも都合良く切り取られたものがほとんど。

ツイッターでビジネスの秘訣を語っている人も、Instagramでキラキラ起業をアピールしている人も、裏ではどうか分からない。

たくさん目にする情報の中で、自分がどの情報を選んで、どう心を動かされるかは、自分で選ばないといけない時代。

だから、胡散臭いものをかぎ取る嗅覚は持っていないと、偽物の情報に踊らされることになる。
そういう視点を養うためにも、あえてSNSをやることに意味があると思っている。(どの口が言うとんねん)

いや、ほんまに納豆パン美味しいから。


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