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『はぐちさん 5』 くらっぺ

一人暮らしの同居者として最適なのは、猫でも犬でもなく、「はぐちさん」だと思う。卵のような、餅のような、小さな白い生き物、はぐちさん。会社に行っている間に洗濯などの家事をしてくれるし、温かい晩ご飯を作って家で待っていてくれる。時には駅まで迎えに来てくれる。週末はお出かけをせがんでくるから一緒にお出かけする。でも何よりかわいい。一見ブサイクというかキモく見えるはぐちさんがどれだけかわいいかは、マンガを、もしくはTwitterを見て欲しい。好きになっちゃうから!はぐちさんと一緒に暮らすという僥倖を得ているのは、ブラック企業で働く八千代ちゃん。同僚の女子2人とはぐちさんとで、色気のない宅飲みをしたりしている。

はぐちさんのおかげで、仕事がしんどくても何とか毎日を過ごせている八千代ちゃん。5巻では、はぐちさんの「前の家族」が現れて・・・という展開に。ふらっときてかけがえのない存在になったはぐちさんが、もしいなくなったら。そんな気持ちを抱えつつ、前の家族が暮らす愛媛へ。ここでまた、はぐちさんの過去と不思議な力とやさしさが明かされる。

はぐちさんと八千代ちゃんと仲間たちの暮らしにほっこりするんだけど、八千代ちゃんはそんなヘトヘトになる会社辞めちゃいなよ・・・!全然転職できるだろうから、幸せに楽しく暮らしなよ・・・!!マンガにならなそうだけど。

漫画267 はぐちさん 5


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