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限られた暮らしの歩幅に どうしていいかと迷ったら 立ち止まってみれば良い 暫くしたらどうせ…
出来ることを数えてみたら 片手の中途で挫折して 笑ってみようと思ったら 無言電話が邪魔をす…
生まれ落ちたら転がって どうやら来るのが遅過ぎた とっくに皆んな過去となり 知らない時代を…
どんな時も 覚えていて 同じように 呼吸をして 日溜りがあれば 思いっきり背伸びをして 雨…
反射光 目が合う窓の人見知り 忘れた曜日は 忘れたままで 左脇 犬コロ転げて鼻をつけ 起き…
眼球が 液晶画面に張り付いて 疲れる理由を見つけ出し 立ち向かうなど手遅れだ 俺は若さを裏…
ずいぶん縮んだ月夜には 明かりもほんのり暗いから 足元左のその後ろ お前が歩いて過ぎるから にこりとそちらを見やるけど そこにあるのは夜の草 嗚呼もうこれで何度目か 見えない姿を見間違う お前は見えなくなってまで 私をにこりとさせるのか 嗚呼もうこれで何度目か 見えない姿を見間違う
お空の雲は一度きり それでも無くなる事はない 悲しみばかりを想うのも 願いと言うなら仕方な…
太陽は 告げた夜明けに 消え失せて ただ黙々と 降り頻る雨 薄ぼけた 窓辺に光る 一滴を 探し…
僕が死んだら 僕が落とした言葉を 暇潰しにでも拾ってくれないか 僕が死んだら 僕が愛した君…
汚れたよ 掃除もしたけど 落ちないよ 汚れたよ 次々仲間を 寄せ集め 汚れたよ 綺麗な事も あ…
語り続ける 果たして 言葉を何一つ 発して無かろうが 描き続ける どれだけ 両手をポケットに …
言葉を交わし 触れ合う空気にもたれ 次第に懐かしさにも似た 心地良さと微笑みを 絶やす事なく…
君が笑えば 僕は振り向いて きっとにこりとするだろう 朝の寒さも 嘘みたいに 太陽が昇れば それぞれの命が もぞもぞ手足を伸ばす 君が泣いたら 僕は駆け寄って きっと黙ってしまうだろう 様々な想いが 無造作に振る舞って いったいどれだけの時を 味わって来れたのか 追い詰められて目を瞑る 君が笑えば 君が泣いたら それだけで僕は変わる