灰になるまで
限られた暮らしの歩幅に
どうしていいかと迷ったら
立ち止まってみれば良い
暫くしたらどうせすぐにでも
つまらない気持ちに嫌気がさして
歩き出したりしてしまうんだ
思い付いたようなときめきに
走り出すことだってある
息が切れてしまう最中で
消えていたはずの疑問詞が
汗のように額を濡らしたり
明るいだけの太陽が照りつけるんだ
あなたはそんな私を知るだろう
あなたが私を見つけられなくても
あなたはいつも私を知ろうとし
灰になるまで私の側に
灰になるまで私を眺め
灰になるまで私に愛を
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール