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こっそり言うよ

どんな時も
覚えていて

同じように
呼吸をして

日溜りがあれば
思いっきり背伸びをして

雨が落ちれば
縁側にペタリと腰掛けて

黄昏時には
空の色彩を黙って見つめて

星が昇れば
いつもの散歩道に出掛けて

あなたはね
私にとって

なによりも
特別だった

こっそり言うの
こっそりね

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール