【お知らせ】文学フリマ京都7に出展します
本日はイベントのお知らせ。
1月15日(日)、文学フリマ京都7に出展します。
会場は京都市勧業館みやこめっせ、第二展示場です。
お時間は11時~16時。
今さらかもしれませんが、文学フリマとは?
小説、詩、俳句に短歌、エッセイ、評論、その他もろもろ。
出展者が「これは文学だ!」と信じるものを持ってきて集まる、文学好きによる文学好きのためのイベントです。
入場無料ですので、初めての方もどうぞお気軽に。
私、早高叶はブース「くー33」にて、以下の個人誌を販売します。
(余談ですが、このブース番号を見た瞬間、「苦労さんざん」という言葉が浮かんでしまいました……)
まずは新刊、『小さな怪異の物語』。
掌編小説3編を収録。
日常にひそむ怪異を、実話怪談風に書いてみました。
ほんのりとした怖さをお楽しみいただければ、と思っております。
頒価200円。
既刊ですが、京都では初売りの『人形参り』。
中編ホラー小説です。
西条八十の詩「トミノの地獄」をモチーフに、古いお屋敷と人形にまつわる少女たちの物語です。
少し怖くて、少し切ない。
そんなお話に仕上がりました。
頒価400円。
それから所属同人誌の最新刊『カム』vol20。
こちらも京都では初売りです。
私は短編小説「鳥玉響」(とりたまゆら)を掲載しています。
頒価500円。
そのほか、『カム』メンバーによる短編小説5編を収録。
描いている世界は作者によって本当にさまざまで(コロナ禍のスーパーだったり、あやしげなセミナーだったり、墓石捨て場だったり)、
バラエティに富んでいるのですが。
あらためて読み直してみた時に感じたのは、共通するテーマは「生きづらさ」だな、ということでした。
もし今、「生きづらさ」を抱えている人がいれば、ぜひお手に取ってもらいたいな、と思います。
6編の小説の中に、もしかしたらあなたと似た人物を見つけられるかもしれません。
(追記)
『三田文学』2023年冬季号の新同人雑誌評にて、「鳥玉響」と「みわの光」(宮内はと子)を取り上げていただきました。
Webカタログも公開中ですので、ご参考になさってください。
Webカタログには、全506ブースの出展者がすべて掲載されています。
何か面白そうな本あるかな? と見てみるだけでも楽しいですよ。
(了)
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