早高叶

はやたか・きょう。怪奇幻想小説を書いています。怖い話・奇妙な話、読むのも書くのも大好き。第二回尾道てのひら怪談優秀賞。新紀元社『幻想と怪奇』4、7に書評掲載。同人誌販売中https://kyohayataka.booth.pm/ kyo.hayataka@gmail.com
    • 掌編小説

      • 14本

      早高叶の掌編小説。気軽に読める短いもの。400字詰原稿用紙に直すと2枚から12枚程度の作品です。

    • 小説「生きている人魚」全5回

      • 5本

      早高叶の短編小説「生きている人魚」です。

掌編小説「水葬都市」

 その街は、白と黒と水とで出来ていた。    小さな駅の改札口を出た広場からして、白い石が敷き詰められている。同じ列車で降りた黒い服を着た人々が、立ち止まる私に背…

10文字ホラー、書いてみました

こんにちは。久々の更新です。 「#10文字ホラー大賞」というハッシュタグをTwitter上で見かけまして、何これ楽しそう!と参加してみました。 10文字ホラーとは? 作家・氏…

掌編小説「五月の旅路」

 学校の裏庭にある池に、幽霊が出るという。五月の黄昏時にだけ、池のほとりに姿を見せる、と。  そんな噂が校内でささやかれていた。真偽を確かめてみようと、とある放…

掌編小説「四月のあの子」

 四月になると、居場所がない。  そういう子どもは、必ずいる。いつの時代でも。  ほら、たとえばあの女の子。名前は、佐藤さん。放課後、四年三組の教室で、ほおづえを…

掌編小説「髪飾り」

 数年前の話だ。  姉家族と一緒に、大阪のT市北部にある渓流へ遊びに行った。街中から車ですぐだが風光明媚な所で、花見の名所でもある。しかしその時は三月の初め頃で…

掌編小説「カフェの二階」

 古い引き戸を開けて一歩足を踏み入れると、どこか懐かしいにおいがした。そのまま玄関口でぼんやりたたずんでいると、 「――ごめんなさいね、今、満席で」  ものやわら…