読書日記2024年6月 『異形コレクション 屍者の凱旋』
大好きな書き下ろしアンソロジー、『異形コレクション』。
その57冊目となる最新刊『屍者の凱旋』を読みました。
テーマはタイトルにあるように、「屍者」。
蘇る死体、動く死体、いわゆるゾンビ。
テーマとしてはやや限定された印象があり、ネタかぶりしてしまわないかな……?などと心配してしまいましたが、杞憂でした。
わりあいにオーソドックスな「ゾンビ」を描く作品が多かったものの、その描き方は作者によって多種多彩。
どれも楽しませてもらいました。
グロテスクなのに、どこか切ない読後感を